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by ST25
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 最近、読み終わる本がないから、最近、と言っても、ここ2~3ヶ月ではあるけれど、その間に買ったCDの話でもしておこう。


 1つは、かねてからヴェリーグッドなガールズポップ/アイドルポップの歌を歌ってる80_panの、7月に出たDISCO-BABYっていうアルバム。

 80_pan(ハレパン)は、かねてから販売戦略上の迷走が目立ってはいたけど、今回は、ついに、完全な路線転換へと至っている。元気でさわやかで伸びやかなガールズポップから、perfumeの「二匹目のドジョウ」を狙ったテクノへと。

 当然のことながら、彼女たちの良さは完全に消え去っている。その上、(自分はテクノ系の歌も好きだけど、それにしても、)聴ける曲は、7曲中、「I don't wanna go」と「Disco Baby」の2曲だけ。他の曲はつまらなすぎる。そして、この2曲にしたって、別に、良い曲ではあるけど、そこまで素晴らしい曲とまではいかない。

 素晴らしい歌を作ってたんだから、小手先でどうにかしようとせず、地道に真っ直ぐ勝負することが一番だと思うんだけど・・・。

 とはいえ、まあ、良い歌作ってるのに売れない→「アイドルの歌だから・・・」という偏見が邪魔をしてる、と考えること自体は、実際ある程度間違ってないし、自然だとは思うけど、だからといって・・・、という感じ。


 さて、2つ目は、イギリスのロックグループ・Hadouken!(ハドウケン!)の最新アルバムMusic for an Accelerated Culture

 (日本での?)デビュー・マキシシングルである『Liquid Lives』も良かったけど、今回のアルバムではさらにパワーアップしてる。ノリの良さ、爽快感、心地よい電子音に、力強さ、勢い、哀しみなど新たな要素が加わって、歌の幅が大幅に広がってる。しかも、かといって元の持ち味を失うことなく、正常進化をしてるのが嬉しい。

 元のノリの良さ・爽快感・電子音に、力強さ・勢いが加わっている「Crank It Up」、ノリの良い曲の中に哀しみもたたえている「Declaration of War」が特に素晴らしい。

 スト2からグループ名を取ってる彼らは、これまでも日本でのフェス系(?)のイベントには色々出てたけど、ついに、9月に単独ライブ!だって。



 CDなんて滅多に買わないから、こんなところ。

 ちなみに、80_panの方は、CDショップのポイント(800円ほど)が使用有効期限が来そうだったから、評判良くないのを知りつつ、それを使って買った。(まあ、きっとそうでなくても買ってただろうけど。)

 Hadouken!の方は、HMVで特別定価の1400円で売ってたから即買いしたもの。(まあ、きっとそうでなくても買ってただろうけど。)
 

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 春に誘(いざな)われて聴きたくなって聴いた音楽(つまりは最近聴いた音楽)について一言ずつ。アイドルには春が似合う。からアイドルソングも多い。
 
 
1.BT 『ESCM (Perfecto、1997年、USA)

 Brian Transeauが作った、基本、音だけの音楽。(いくつか参加アーティストによる歌が入ってる。) 最近のBGM的ヘビロテ。実にきれいな音を作る。これだけ澄んでいるとすーっと心に染み入ってくる。(だからといってヒーリングっぽい曲ではなく、クラブ/トランス系のノリのいい曲が中心。) これ聴いて他の曲(特に邦楽)聴くと音が濁って汚く聴こえる。(良いものに触れることは大切ですな。)
 
 
2.AKB48 「スカート、ひらり (AKS、2006年)

 名曲です。若い女の子の魅力がこれでもかと言うくらい歌に込められていて素晴らしいです。特に今の季節にぴったりです。ただ、最後のソロの3才児みたいなの誰だよ? 3才の女児の気持ちを歌ってるんじゃないんだから勘弁してくれよ。それから、純粋な女の子のグループなんだから、金儲けのために公取委が関係するような醜いことするなよ。
 ちなみに、色の付いてない(つまり育てられる)純粋そうな女の子をいっぱい集めて歌わせるというのはアイドルの売り方としてはスタンダード中のスタンダードであって、別に秋元康が何でもかんでもすごいわけではないですよ。
 
 
3.仲村みう 「STAND MY GROUND (GIRLS' RECORD、2008年)

 現在のジュニアアイドル・ブームの走り、仲村みう(今ではすっかり綺麗になってるけど)の歌。ネクラな彼女の性格に合ってない曲を無理やり歌わされていたら嫌だなと思って聴いてみたら彼女らしい曲で、普通に歌としても悪くない。ただ、叫び的な方向とひたすらに暗くて重い方向とでどっちつかずになっていて、いまひとつ突き抜けられていないのが惜しいところ。
 
 
4.ケツメイシ 「VS」 (作詞・作曲:ケツメイシ/トイズファクトリー、2007年)

 アルバム『ケツノポリス5』に収録されてる曲。若者の立場から大人を批判してる歌。こういうの好き、なんだけど、この曲はしょぼくて全然ダメ。てか、ちょー恥じぃ。
 まず、歌詞冒頭で ただ何にも考えず行動してる訳でも無い と宣言。その上で以下のようなことになっている。一つ。抽象的な批判が繰り返されるだけで、具体的にどうしてほしいのか、どうしたいのかが全く分からなくて、典型的な子供のわがままにしか見えない。例えば、大人たちが正論を押しつけることにやたらとこだわって批判するんだけど、じゃあ不正義を認めてほしいのかというとそうでもなく、むしろ、彼ら自身大人たちを「正論」(権力欲批判、政局批判等)でぶった切ったりしてる。おい。二つ。 いつの時代も若者集まる/その力この世を変える軽々 とか言うなら、こんなふうに大人をうじうじ批判してないでさっさと下らない大人社会を変えろよ。バカ。三つ。散々威勢のいいこと言っときながら、 『近頃の若者は・・・』という大人がその若者作った って、自分たちを被害者にして大人たちに責任転嫁したいのかよ。情けない。
 ケツメイシは「トモダチ」とか「さくら」とか「手紙」とか名曲もいっぱいあって好きだけど、この曲はいただけなすぎる。
 
 
5.奥菜恵 「ケガレのテーマ」 (2000年)

 芝居(『キレイ』)のサントラに収録されている曲。春といえば、奥菜恵には「Spring Field」というそのものずばりの名曲もあるけど、こっちの曲(「ケガレのテーマ」)の切なさと再生への決意といった情感は今の季節にふさわしい。それに、奥菜恵の魂の乗り移りようが相当なもの。
 それにしても、奥菜恵は今何をしているのだろうか? 再生への歩みは始めているのだろうか? あの、身の丈に合わないあんまり幸せそうではない生き方は脱したのだろうか? ところで、ここでこんな安っぽいアイドルの話をするのははばかられるけど、より理解しやすいように名前を出すと、安田美沙子をテレビのバラエティ番組なんかで見ると、痛々しくて見てられなくなる。二人とも無理すんなよ。彼女たちには、少し冷静にじっくりと自分探ししてみることを許すぞよ。だから「スピリチュアル女優」なんて間違っても言わないでください・・・
 
 
 と、話がずれてきたところでおしまい。

 中川翔子 1stコンサート ~貪欲☆まつり~ (初回生産限定盤) (Sony Music Records、2008年)
 
 
 2007年10月20日に渋谷C.C.Lemonホールで行われたしょこたんのファーストライブのDVD。

 興味を持ちつつも4000円は高いなぁと思ってたらアマゾンで26%(1171円)引きで売ってて、1月2日に思わず購入。
 
 
 初回限定盤の特典は3つ。

 特典1のキンキラ金の箱はすごい。ありがたいものに見える。きれい。

 特典2の「ドキュメント&ライブ写真集」は(想定の範囲内の)それなりの作りのそれなりのもの。

 特典3の「おみくじ」は、多いと噂の「凶」だった。万歳。
 
 
 それで、内容。

 このDVDの全体的な編集・作りは、特筆に価するようなものではないけど劣悪なものでもなく、悪くない。

 ライブの内容。(実際のライブには行ってない。)

 前半は、緊張のせいか、体の動きは乗れてなくてぎこちないし、歌もパワー不足。

 それが、7曲目、父親の歌「雨の動物園」を振りもなくじっくりと歌い上げて深いしっとりした空気を作り、8曲目、「空色デイズ」で一気に弾けている。その後はその勢いのまま最後まで駆け抜けてる。

 前半の6曲が“捨て曲”みたいになってしまっているのは残念だけど、弾けて以降は、しょこたんなりにかっこつけたり(サマになってなくてカッコよくもなくカワイイだけだけど熱い魂は観てる方まで乗り移ってくる)、鬼の形相したりしながら、歌い、躍動し、叫んでいて、楽しい。

 「らいらいおー!」とか「マミタス!マミタス!」とか、(世間的には)意味不明な言葉で客席と叫びあってるのも楽しい。

 始まる前に2回も泣いたとのことでライブ中は泣いてないみたいなのが、1stライブだけにどうしても期待してしまうだけに想定外ではあるけど、緊張してるところも含めてしょこたんらしさ全開のライブ・DVDになってる。
 
 
 ちなみに、ブログ用の写メを撮る場面はカットされてるのかと思ったら、最後のエンドロールのところで使われてた。

 ここ数ヶ月、音楽カテゴリーにアイドルソング以外を増やすために何回か頑張った。

 でも、今回は最近よく聴く音楽をそのままお届け。(つまり、アイドルソングも排除しない。でも、アイドルソングだけじゃない。)
 
 
 1.ATARI TEENAGE RIOT 『 ATARI TEENAGE RIOT 1992-2000 ( Digital Hardcore、2006年/アルバム )

 ドイツ出身の4人組、アタリ・ティーンエイジ・ライオット。超カッケェ。デジタル・ハードコア。歌詞も超アチィ。 Deutschland has gotta die !( ドイツよ、死にやがれ!)とか、 I'm targeted at the whitehouse.( ホワイトハウス、俺の狙いは変わらない!)とか、 Our governments are fucking murderers.( 政府こそ狂った人殺しなんだ!)とか。そして、 Revolution action!!!。左翼アナーキストっぽい。口だけじゃなくて実際にメーデーにゲリラライブで暴動を煽って逮捕されたりもしている。音楽を通じて世界を変えることを本気で信じてる。過激な行動は感心しないけど、音楽は素晴らしい。活動休止中なのが惜しい。どの曲も良いけど強いてあげるなら、「Atari Teenage Riot」、「Revolution Action」、「Rage」が好き。
 
 
 2.BUTTHOLE SURFERS 『 WEIRD REVOLUTION ( Hollywood、2001年/アルバム )

 バットホール・サーファーズ。バンド名からしてぶっ飛んでる。バラエティに富んだ収録曲の中でも、ダークで邪悪な声がいかんなく発揮されてる「The Weird Revolution」が最高。ノリがいいとはこういうことを言うのだ。しかも、だからといって軽いということもなく重厚なのがたまらない。他には、「Get Down」、「The Shame of Love」、「Jet Fighter」がいい。
 
 
 3.NIRVANA 「 Smells like Teen Spirit ( 作詞:カート・コベイン?)

 言わずと知れた、ニルヴァーナの名曲。もはや現代の古典。何回聴いても良い。頽廃、欲動、鬱屈とか、そんな感じ。PVも芸術的。(※この動画、レコード会社がアップしたもので著作権的にも問題ないと思う。)
 
 
 4.DOORS 「 The End ( 作詞:ジム・モリソン )

 1967年発表でけっこう古いし、特に最近たくさん聴いてるわけではないけど、今回のこの流れの中で取り上げないわけにはいかない(と個人的に思う)曲。フランシス・コッポラ監督の傑作『地獄の黙示録』の中でも使われている。静かで不気味な雰囲気で始まり、終盤、曲の盛り上がりとともに、狂気に陥り、父親を殺し・・・、というソフォクレスの悲劇を下敷きにした曲でもある。“自分の中にある自分でも理解できないやり場のない恐怖や怒りのようなもの(angst)”から表現しているという点では、上の3組と共通しているように思う。
 

 〔中休み〕

 さて、これらのグループに匹敵するくらいに深い世界を表現できる日本の歌手はいるだろうか?

 ―――それは、(女性)アイドルしかいない。しかも、世間的にはマイナーなアイドルをおいて他にはいない。

 これは冗談ではなく、97%本気で言っている。

 以下で挙げる素晴らしい歌たちは、「恥」の観念が強く、慎み深さを持ち合わせ、「かわいい」が分かり、オタク文化を発展させてきた、日本人(の女の子)にしか歌えない。
 
 
 5.あさくらはるか17 「 17☆ろまんす 」 ( 作詞:あさくらはるか17、作曲:Taka-C. Temple. )

 あさくらはるか17は、永遠の17歳、おっきなリボン、153センチなアイドル。この曲は、“ヲタ芸”の動きを歌いつつも、それに恋や彼女自身の話をオーバーラップさせた歌詞が生きている、元気さと胸キュンなかわいさを兼ね備えた、(現代的な)“The・アイドルソング”。のれて萌えられる。・・・ということがよく伝わる歌詞の一節を。 時々ふにゃりゅんりゅん・・・落ち込んじゃうけど/あなたに会うとOver Actionなハート/ちょっと大袈裟な生き方に憧れてる/Seventeenは来年もまた17歳! やばい。 (※ “ロマンス”とか“Over Action (Dolphin)”というのはヲタ芸の用語。)
 
 
 6.松本香苗 「 秋葉原天女伝説 」 ( 作詞:松本香苗、作曲:Taka-C. Temple. )

 あさくらはるか17が出てるライブに出てるのを見て知った松本香苗。ライブだと大音量の音に負けて歌声が聞こえないアイドルがけっこういる中、高いパフォーマンスと曲の良さで好印象を持った。天から舞い降りて仕えているご主人様に恋をしてしまう天女の物語を歌った曲。「天女」という言葉のイメージにぴったり合った歌詞、曲、声が相まって、独特な神話的世界を創り上げている。聴いていて実に心地良い。とはいえ、舞台がアキバで、歌詞に“神田明神”とか“万世橋”とか出てくるあたり、ディープでもあり、かわいらしくもある。きれいな黒髪と浴衣をアレンジした衣装もこの歌の世界に(は)合っていてグッド。( いつも持ってる扇子の文字はちゃっちいけど。)
 
 
 7.chee's 「 ガラガラゲッチュ 」 ( 作詞・作曲:森若香織、編曲:吉田建 )

 ガールズポップの伝説的名曲。chee's(チーズ)は、伝説的アイドルグループ・チェキッ娘の中から結成された3人組ガールズバンド。(※ 後に4人になった。すでに解散。) 1stシングル「スナップショット」も負けず劣らぬ名曲。どちらの曲も元気でさわやかでちょっぴり甘酸っぱさを感じさせるような、そんな曲。無理してカッコつけず、女の子らしさをそのまま出していて実に伸びやか。それができるのはチェキッ娘での全てを出し尽くした活動があったからだろうと思う。この2曲を上回るガールズポップ(バンド)は今後もそんな簡単には出てこないだろう。
 
 
 8.平愛梨 「 Wish 」 ( 作詞・作曲・編曲:T2ya )

 元気系とは違うもう一つのアイドルソングの定番がしっとり系。その中のなかなかいい曲。「金八」に(たしか学級委員役で)出てた女の子。たいらあいり。静かでしっとりした中でどれだけ豊かな表現や自己主張をできるかが、こういう曲のポイントになる。その点、まずまず。その点、奥菜恵はもっと上手い。その点、来月デビューする新垣結衣(の「heavenly days」)はちょっと弱い。( サビとかで使ってる裏声っぽいのの1種類しか普通の歌声以外の表現がない。)
 
 
 
 異常8極。もとい、以上、8曲。

 時代は世界的に、Angstと、萌え(Moe)かわいい(Kawaii)なのだ。( どれも英語版Wikipediaに項目がある。)

 思えば遠くへ来たもんだ。

 1週間更新が空いてしまったときのお決まり(?)、音楽ネタ。

 音楽カテゴリーにアイドルソング以外の歌を増やすことを目的として設けられた「普通の音楽」シリーズ。

 今回はその第2弾。
 
 
 1.GReeeeN 「愛唄 ( 作詞・作曲:GReeeeN )

 最近のチョベリヘビロテ。(※ 超・ベリー・ヘビー・ローテーション)

 いかにも多くの人に好かれそうな、せつなさと一生懸命さの合わさったベタな曲調の歌。

 ケツメイシ「」とかSunSet Swish「マイペース」とかの系列に連なる。

 ベタで安易だと分かりつつもやっぱり聴くことを欲さずにはいられない、頭に残る、頭に補充しておきたい、そんな1曲。同系列の曲の中でも優れてる。

 歌詞は、曲を構成するほんの一部として断片的に意識するだけ。だから、実は、何を歌っているのかよく知らない。( 恋愛の歌だということくらいは分かるけど。)

 歌詞全体の意味を知ってしまうと、せっかく気に入っているこの曲の印象を致命的に引き下げてしまいそうだから、理解しようとさえしないでおくに限る。

 と、何かよくないところばかり書いてしまったけど、いい曲。
 
 
 2.織田哲郎 「Christmas Song」 ( 作詞:鈴里風太、作曲:織田哲郎 )

 山下達郎「クリスマス・イブ」と並び評される、時代を超えて聴き継がれるクリスマスソングの定番。となってしかるべき名曲。

 織田哲郎の作曲家としての才能と織田哲郎の渋い声を考え合わせれば、名曲となるのも当然だった、と今さらながら思わずにはいられない。

 ブックオフなんかで相当安く売ってる1993年のアルバム『』に収録されている。
 
 
  3.中川翔子 「ストロベリmelody ( 作詞:Akiko Watanabe/Syoko Nakagawa、作曲:Shinnosuke(SOUL'd OUT) )

 しょこたんの歌の中で一番しょこたんのかわいらしい声を活かせていて、しょこたんの歌の中で一番好き。

 オリコンで3位になった「空色デイズ」もカワかっこよくて好きだし、カヴァーした「残酷な天使のテーゼ」、「ロマンチックあげるよ」もオリジナルとは違う味が独特な曲を作り上げてて好きだし、総じて、しょこたんの歌は好き。

 何がいいって、声がいい。

 歌とは全く関係ないけど、しょこたんって、いろんな才能持ってるけど、「アイドルとしても天才だなぁ」って、先週末のしょこたん☆ぶろぐを見ながら強く思った。
 
 
 4.Mr.Children 「Round About~孤独の肖像~」 ( 作詞・作曲:桜井和寿 )

 ご多分に漏れず、ミスチル、好き。

 「ミスチルの中でどの曲が一番好きか?」というのはかなりの難問。

 でも、迷うことなくベスト3の内の1つに入るのが、マイナーなこの曲。

 1994年のアルバム『Atomic Heart』に収録されている。

 ミスチルらしい暗くてドロドロした魂の叫び的な要素が切り落とされた、かっこいい曲。「Tomorrow never knows」が似た異質さを持ってるけどきれいな曲に仕上がってるのに対して、この「Round About」はそのかっこいいヴァージョン、と位置付けられると思う。
 
 
 5.レキシ 『レキシ( EMI、2007年6月6日発売 )

 企画モノ的なユニットによる歴史(日本史)をテーマにした12曲からなるアルバム。

 特に「参勤交代」が好き。

 実際の参勤交代のイメージとは程遠い曲・歌声が、なんとも微笑ましい。

 ただ、歌い手の声の表現の幅が狭くてどの曲も似てるように聴こえるのが難点。
  
  
 6.80★PAN! 『8 Carat Princess( Victor Entertainment、2007年6月6日発売 )

 ハレンチ☆パンチから改名して初、ハレンチ☆パンチ時代から数えて2枚目のアルバム。

 1枚目のアルバムが良かったのはシングル曲を全て収録した(いわば)ベストアルバムだったから当然としても、シングル曲のない今回の2枚目も相当良いというのは尋常ではない。( 8曲全てがゲームなどのタイアップ付きではあるのだけど。)

 中でも、「CARRY A NEW WORLD」、「謎」、「期待値シャイニング」が特に素晴らしい。8曲中3曲が素晴らしいと言えるのが素晴らしい。

 ただ、曲が良いにもかかわらずの(からこその?)、販売戦略の迷走ぶりは何とかならないものか・・・。
 
 
 7.天然少女EX 「Happie Day!」 ( 作詞・作曲:K@TANA、唄:一場千秋、海津知香、松坂紗良 )

 天然少女EXは、深夜のテレビドラマで共演したアイドルたちを集めたユニット。メンバーは、酒井彩名、野村恵里、山川恵里佳、安めぐみ、新井裕子、神谷涼、尾羽智加子、松坂紗良など、その後、出世したり行方知らずだったりで感慨深さを催す。この曲が収録されているミニアルバム『天然少女EX』は1999年11月10日に発売されている。

 というわけで、80★PAN!もしょこたんもアイドルだけど一応歌に力を入れてるから「普通の音楽」に入れても許されるかもしれないけど、これはもう完全に、いかにも「アイドルが片手間でCD出してみました」というタイプのアイドルソング。

 でも、いい曲。

 だから、取り上げる。

 なんせ、「♪What a Happie~ ♪What a Happie Day!」とか歌ってるくせに元気・感情・抑揚のない宗教的な歌声なのが、シュールで心地良くてナイス。

 発売当時でさえかなりマイナーな歌だった(と思う)けど、8年経った今でもこの曲を聴いて癒されてる人がいることを感謝の念とともにここに記しておきます――。
 
 
 
 今回はここまで。

 とはいえ、だいぶネタが尽きてきた。

 つづくか、つづかないか、それが仙台だ。

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