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by ST25
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 BOMB No.333 (Gakken、2007年)
 
 
 老舗アイドル雑誌。通巻333号記念。(創刊28年。)
 
 
 その記念すべき今月号の巻頭は、“オシリーナ”こと秋山莉奈木口亜矢の仲良しコンビ。冷静に考えれば、333号というのは言うほど特別な数字ではない。と考えるなら得心がいく。「PART2」での2人へのインタビューを“諸行無常”を思いながら読むと、儚さが心を満たす。
 
 
 アイドル以外の他分野で活躍する美女・美少女を取り上げるコーナーに浅尾美和が登場。彼女には、アイドル的な輝くかわいさがある。アイドルの近野成美の完成度を高めた、もしくは、近野成美の若い頃のかわいさをそのまま保って大人にした、そんな感じ。(いや、“コンちゃん”、嫌いじゃないんだけど。)
 
 
 来月号の巻頭は優木まおみとのこと。ご本人お喜びのご様子。似たようなタイプの人による巻頭が続くということか。そんなに、表紙にイヤラシイ写真を持ってきて売り上げを伸ばしたいのか。
 
 
 “袋とじ”に森下悠里が登場! 4泊5日密会旅行!! 森下悠里史上、最高のセクシー激撮!!! ・・・うん、切り取る手間と過剰な期待だけを提供するのは、今や“袋とじ”のお決まりだよね。
 
 
 「金八」がまた始まる。前回、エグいぐらいに厳しい境遇を主人公的な男子生徒に与えていたから、今回はどうだろう?という期待と不安とが入り混じった現在の心境。でも、女の子に関しては期待してよい。このブログでも(多少消極的ではあれ)「いい」と言っていた娘が2人も出る。1人は“制コレ '07”準グランプリの水沢奈子。もう1人は“国民的美少女コンテスト”審査員特別賞の忽那汐里(くつなしおり)。菅澤美月は、「金八」という地味な世界の中で魅力を出せるか疑問。
 
 
 白黒のインタビューページに、AKB48の渡辺麻友柏木由紀菊地彩香多田愛佳の4人が一緒に登場。デジャヴ。キャラといい、会話の展開といい、前号のAKB48の娘たちと似すぎ。
 
 
 80★PAN!(ハレパン)の大空さやが脱退して今後はソロ活動をしていくとのこと。若干遅ればせながら初めて知った。非常に適切な望ましい判断。80★PAN!にとっても大空さやにとっても。80★PAN!の音楽が今後どうなっていくかは興味深いところ。
 
 
 新人へのインタビューページ「Fresh Girl」。前回、「KISSの経験は?」という質問への回答にこだわった。今回は、4人中、「ない」が3人、「ないしょ」が1人。自信が確信に変わり始めている。
 
 
 読者からの投稿ページ。一言(短い)ネタを中心に、今月はいつも通り、まずまずおもしろい。(比較的長い)文章のは、昔はもう少しおもしろかったような気がするんだけど。でも何がいけないのか理由は分からない。
 
 
 諸々のインタビューについてまとめて。堀田ゆい夏、いいネタ(実話)持ってる。石原さとみ、すごく楽しそうなのがいい。熊田曜子、いつも同じようなこと話してる。小向美奈子、あっ、復活してたの。長谷川恵美、本人とは関係ないけど、自分が応援してるアイドルも英語の番組やってくれないかな。他は特にインパクトも印象もない。
 
 
 上戸彩。ライブのレポート。アンコールでファンに語られたメッセージがいい。ファン冥利に尽きる。
 
 
 「金八」にも出る菅澤美月がグラビアページに出てる。「おはスタ」で、ショートパンツ姿で見事な番組進行をしてるところ以上に輝ける場所が、果たして存在し得るのかどうか。
 
 
 全体について。せせこましい。一生懸命時勢に媚びようとして時の流れから一テンポ遅れてしまっているような印象を受ける。老舗アイドル雑誌の割に、今をときめくトップアイドルたちが勢揃いしてるわけでもない。かといって、アイドル雑誌の割に、これを読んだところでこれからのアイドル界を引っ張る(だろう)アイドルが分かるわけでもない。“ただのエロ雑誌”的要素を強める方向に進んでいるようにしか思えない。

 それにしても、随分と厳しいことばかり書いてきた。

 いろいろと期待しすぎだろうか・・・。

 でも、ここに出てるアイドルたちの中で、自分が応援するかどうかは別にしても、応援したくなるのが分かる、アイドルとして魅力ある娘が少ないのは事実なのだ。

 I wanna be sacrificed ! Shit !

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 久しぶりに、軽~い感じにアイドルブログをネタにいくつか。
 
 
 と、本題に入る前に、今、アイドル界で一番ホットな話題について一言。

 すなわち、エリカ様こと沢尻エリカが不機嫌な件について。

 えーと・・・、この娘は一体何に怒ってるの?????

 と、いうわけで、キャラを作るなら、こりん星にでも行ってみっちり勉強してからにしてはいかが?
 
 
 さて、アイドルブログについて。
 
 
1.「 かおるちゃんのはじめてのこーひー

 激萌えエピソード。平田薫の控え目なしゃべり方を知ってる人なら萌え度150%アップ。人生、いつまで経ってもこんな恥ずかしいことの繰り返しではあるけれど、女の子の場合はかわいくなって良い。それに比べて、男はつらいよ。
 
 
2.「 鉄ヲタアイドル木村裕子、がんばる

 事務所にも所属せず、独力でここまでやり遂げるのは凄い。既存のレールに乗ることしか生きる道はないと思ってる日本人に喝っ!を投げかける。木村裕子に関しては、愛情あふれる説教記事も涙を誘う。
 
 
3.「 安倍さんよ、ほれるなよ 」

 安倍首相が辞任したとき、ブログでしょこたんがコメントしたことは各種ネットニュースで取り上げられたから有名な話。と思って今改めて見てみたら、 いろいろ言われても、折れずに貫いてきてかっこよかったです。という言葉が消されてる。まったく、余計なことを・・・。あれだけ散々批判されてるときに、このしょこたんの言葉(まさに削除された部分)を読んだら、普通、その娘のこと、好きになるよね。

 でも、もっと確実に好きにならずにいられないのが、“ゆっぴぃ”こと中澤優子のコメント。ちなみに、“ゆっぴぃ”は、日本一恥ずかしがり屋のアイドル美大卒趣味は送りバント!!!
 
 
4.「 たぬま ゆみ

 ブログの話ではないけど、この娘のちょっとした決まり文句は、 “たぬ まゆみ” ではなくて “たぬま ゆみ” です!というもの。冗談抜きで、“たぬ まゆみ”、かわいくていいと思うんだけど。冗談混じりで、猫ひろしの妹分として勝手にキャラ作って売り出せばいいと思うんだけど。
 
 
5.「 花澄 『テクティとゆうのはセクシーのコドモバージョン。』 」

 これまで花澄さんネタをいくつか書いてきたにもかかわらず、若干間違って理解してました。ごめんなさい。「そうだったんですかー。」と思った一人です。あくまで御本人は自分のことをセクシーだと思い、そう主張してる(けど言えてない)ものだと思ってました。まあ、いくらなんでも、さすがに(ry
 
 
6.「 アイドルブログ・ウォッチャーのStud.が改名 」

 “Stud.”から“ST25”に改名しました。“ST25”は一部ですでに使っていた名前です。2つある名前を1つにまとめたかったのと、“Stud.”が読みにくいので、変えることにしました。( もともと、“ST25”という名前を作ったのも“Stud.”がチャットだと読みにくいだろうと思ってのことでした。)

 HN(ハンドルネーム)は、変に凝って思い入れの強いものにしたくないという考えから、ブログを始める以前も含めて、“学徒”→“GAKUTO”→(学徒を英訳したstudentを略して)“Stud.”と、変遷してきました。“ST25”は“Stud.”の頭2文字を取ったものです。“25”はただ単に自分の好きな数字です。数字の中ではすっきりきっちり生真面目な5の倍数が好きです。九九で一番好きなのは“5×5=25(ごご・にじゅうご)”です。

 自分の応援してるアイドルに、“永遠の17歳・あさくらはるか17”さんがいます。“ST25”を考えたときに意識していたわけではないのですが、偶然にも自分は25歳という年齢がけっこう好きなので、図らずも「末尾数字族」としても通用するHNになりました。Viva! 永遠の25歳!

 ちなみに、“ST25”の読みは、そのまま「エスティーにじゅうご」です。

 以上、 珍しく、ちょっとだけ“自分語り”してみました。

 BOMB No.332(Gakken、2007年)
 
 
 老舗アイドル雑誌。高一のときから購読してる。最近は送料無料で家まで届けてくれるから安心確実に手に入れられる。

 かつては、アイドル・ヒエラルキーのトップに君臨する(もしくは君臨することが確実な)アイドルたちをもれなく登場させ、アイドル界の今を教えてくれる数少ない情報伝達メディアとして、アイドル界およびアイドルファンたちに大きな影響を与えていた。だけど、ネットやブログの普及とともに、一元的なアイドル・ヒエラルキーは相対化され、それに伴って、この雑誌も多様なアイドル界の一部を伝えるにすぎない存在となりつつある。

 そんな『BOMB(ボム)』の今月号(2007年10月号)の記事や出てるアイドルの中で自分が気になったことについて簡単に一言ずつ。
 
 
 今月号の巻頭特集(毎月充実してる)は、南明奈。通称、アッキーナ。

 17歳にして担当マネージャーと恋愛関係になり、所属事務所(オスカー)をマネージャーともどもクビになったような人間を巻頭特集に取り上げてしまうこの雑誌の了見を疑う。( 事実関係については「Wikipedia―南明奈」参照。)

 衰えつつあるとはいえ超有力アイドル雑誌なんだから、この手の出来事についてきちんとリアクション(雑誌自体に登場させなかったり、巻頭特集には取り上げなかったり等)をして、“アイドル(界)というもの”を自ら創っていくという姿勢が望まれる。

 目前の利益や話題ばかりに気を取られていると、「エンタの神様」(日本テレビ)およびお笑い界みたいなことになりかねない。

 ( ※ちなみに、アイドルの恋愛については、そのアイドルの状況、年齢、キャラ、セールスポイント、相手、発覚後の対応といった要素によって個別に是非が判断されるべき。今回の場合、年齢17、相手マネージャー、まだ地位を確立してない、不透明な対応、といった要因からアイドルの行動としては肯定し得ない。)

 それで、南明奈本人はアイドルとしてどうかというと、「めざましテレビ」(フジテレビ)の占いコーナーで知名度を上げただけのただの元気な女の子。

 インタビューを読むと、色々なことの価値判断の基準が、“大人社会からずれていること”にすぎず、まだまだ青い。( 応援するファンや使う企業にとってはかなりリスキー。呆気なく芸能界という道からずれていくこともあるかもしれない。)

 それから、知ってか知らずか、「今後の目標」を聞かれて、自分がクビになった事務所の看板女優(上戸彩)と「共演したい」と言っている。若さや無知は恐ろしい。

 いずれにせよ、今後の先細りは目に見えている。( 今はまだ過去に契約した仕事が残っているけれどその後は分からないことが一つ。南明奈本人に逆境を乗り越えるほどの実力も能力も気力もないことがもう一つ。)
 
 
 次。小倉優子。さすがに、キレイなお姉さん風の大人な髪形は、あのロリ顔には似合わない・・・。
 
 
 小林涼子。グラビアがこの雑誌の中で異様な存在感を放っている。かわいさがそうさせているのではない。芯の強そうな顔のためであるかもしれない。顔の化粧が一色に塗りたくられてなくて顔に自然な表情が出てるからかもしれない。
 
 
 北乃きい。白黒ページのインタビュー。顔に似合わず、何事にも物怖じしない、都会的な洗練さを持ち合わせている。(演技は見たことないけど、)『ライフ』一作品だけでなく、今後も女優として生き残っていくかも。
 
 
 ローラ・チャン。インタビューページ。昨年5月に来日し、「北京オリンピックのレポーターを目指してこの春から本格的に芸能活動を開始した」女の子。多少仕事はあるだろうけど、大活躍はしないだろう。関係ないけど、しょこたんの友人として有名な小明が台湾に留学したのも、昔から行きたいと言っていた本人の希望以外にも、オリンピックを見据えてというのもあるのだろうか? 台湾語と中国語の違い・距離はよく分からないけど。
 
 
 ところで、このローラ・チャンも含めて4人が取り上げられている「Fresh Girl」という新人アイドルへのインタビュー・コーナーでは、アンケートへの直筆の回答が掲載されている。その質問項目の中に、「KISSの経験は?」というのがある。この質問が登場した当初は、「ペットの犬と☆」とか「ひみつ☆」とか「幼稚園のとき☆」とかいう答えが多かったんだけど、今では「ないです!」がデフォルトになりつつある印象がある。16歳で学校では福祉委員をやってて栄養士や保育士の資格を取りたいと言っている坂田彩が「まだです!!」と答えるのはいいにしても、「女子とは全くしゃべらない男の子も『お前は女ちゃうから』としゃべってくるほどのサバサバ系」で「いいなと思ったら、自分からアプローチする」19歳の鎌田奈津美までもが「ないでっす」と答える状況は何らか改善する必要がある。(聞き方を。)
※ と思ってここ数ヵ月分を確認してみたらそんなことなかった。もしかしたら、昔はもっと「ない」とはっきり答える子が少なかったのかも。若干、要留保。

※ 気になって今年の1月号から10月号までの10ヵ月分を調べてみた。対象は41人で2007年12月31日現在換算での平均年齢は19.7歳。で、似てる答えをまとめた結果は次の通り。【1.ない(14人)、2.「あったっけ?」など質問に答えずとぼける(10人)、3.犬や女の子など質問の想定外の相手(9人)、4.ヒミツ(6人)、5.あり(1人)、空欄(1人)。 「『ない』がデフォルト」は完全に言いすぎだった。だけど、「ない」が全体の3分の1で一定の割合を占めているのは事実だった。ちなみに、「ない」と答えた子の平均年齢は16~17歳。もっと以前のものも調べられればいいのだけど、手間がかかるからこれで勘弁。いずれにせよ、この“質問と答え”は恋愛の駆け引きみたいなちょっとしたゲーム的な遊びだから、女の子たちの回答をどう取るかは見る人次第。ただ、常に遊び心は忘れずに居たい。
 
 
 続ける。愛衣(あい)。顔もインタビューの答えもアイドルっぽい。でも、アイドルアイドルしてるということではなく、普通の女の子っぽいという意味。最近、アイドル雑誌業界もビジュアル・オンリーの大人な女性が登場することが多い。それだけに、こういう普通の女の子っぽいアイドルが特筆に価してしまったりする。応援して育てていくアイドルと、見て楽しむだけのグラビアモデル(?)とで、棲み分けができないものだろうか。アイドルファンがアイドル雑誌で矢吹春奈とかを求めてるだろうか? 疑問だ。
 
 
 安藤沙耶香。まさに「ビジュアル・オンリーの大人な女性」。プライベートでロスの友人のところへ遊びに行くなんていう行動や考え方・価値観は完全にアメリカン。 It's American way of life ! But, it's not Japanese way of idol !
 
 
 投稿コーナー。投稿コーナーはアイドル雑誌でも名物的存在だった。でも、今では、もともと送られてくるネタの質が悪いのか、「プレゼントが当ってて嬉しかったです!」なんていう他の読者にとってはどうでもいい話が載ってたりする。昔はおもしろかったのに、なんて思わずつぶやきたくなる。一言ネタ系のはそこそこはおもしろいのだけれど。
 
 
 上戸彩。さすがは、上であげた人たちとは別格のかわいさ。幕末時代のドラマに出るらしい。上戸彩みたいなはっきりした明るい顔立ちの子を時代物にキャスティングする意味が分からない。この間もテレビで時代劇に出てたけど。
 
 
 石原さとみ。主演の映画『包帯クラブ』が公開される。この原作、一時は包帯巻いてみんなの傷を癒そうとするくせに、結局最後は、自分たちとそれ以外の人たちとで分け隔てて自分たちだけの狭い共同体を作ることで主人公たちが救われる。この内向きな解決法、日本的でジメジメしてて云々ってずーっと昔から批判されてるけど、制作者や出演者がどう考えているのか興味がある。けど、その他のことも含めて、解釈なんていう高等なものは何も語られていない。アイドル上がりの役者にそんな作品解釈を期待することは土台無理なこと。石原さとみはアイドル上がりの役者の中ではまともな方であるだけに若干期待したけど。
( ※参考:原作についての市川由衣の感想
 
 
 堀北真希。もともとバブルの疑いが濃厚だったけど(=人気と実力が乖離している)、よりによって、男っぽい髪形して男子高校生の制服着せられて・・・。バブル成金という行き方は不可能ではなかったけど・・・。まあ、いずれにしても・・・。
 
 
 工藤里紗。一人で行動する派。「孤高の一人道を極める」なんていう話にまでなっている。矛盾を含んだこと言うと、自分と合いそう。と思ったときから気にするようになったアイドル。性格は重要。顔を見るときも性格は加味されるものだ。
 
 
 全体。今月号は、出てるアイドルを平均すると、最有力アイドル雑誌の割に小物の印象。長澤まさみも戸田恵梨香も安田美沙子も相武紗季も新垣結衣も綾瀬はるかも出ていない。他方で、グラビアが出てるアイドルたちは随分昔からいる変わり映えのしない印象。全体として、今月号は、どういうアイドルを登場させたいのか意図が見えない。中途半端。まあ、これは今のアイドル界についても言えることではある。プロフェッショナルの不在。プロ意識を“アイドル”という職業に対して持つ子が少なくなった。変に作られてなくて自由なのはいいのだけど、そっちにばかり進みすぎている。バランスは図れるはず。空も飛べるはず。
 
 
 結局、雑誌の感想にかこつけて、色々溜まっていた言いたいことを自由に書き連ねた。

 アイドルについてこんなに色々と考えて書いたのは久しぶりだった。楽しい。来月以降も気が向いたらやってみよう。

 以前、取り上げて予想などをした、ヤングジャンプ・全国女子高生制服コレクション、通称「制コレ」の結果がようやく発表された。(→結果発表

 4月の中間発表で8人に絞られており、今回発表されたのはその中での順位。(※細かい票数などは公表されていない。中間発表の基準はよく分からない。)

 1位・グランプリは、自分の予想通り、各種投票で手堅く票を集めた川原真琴。( ハガキ1位・携帯1位・ウェブ2位 )

 2位・準グランプリは、幼いかわいさで票を伸ばした12歳の鮎川穂乃果。( ハガキ5位・携帯2位・ウェブ3位 )

 3位・準グランプリは、自分が「良い」と言っていた水沢奈子。( ハガキ2位・携帯5位・ウェブ5位 )

 以下、4位・準グランプリ篠崎愛5位・準グランプリ河合いよ6位・準グランプリ青谷優衣7位・準グランプリ小田あさ美8位・準グランプリ坂本りおん、となっている。 (※なんで準グランプリが7人もいるか、なんてここで聞かないで下さい。)

 自分が一番推していた南結衣が中間発表で落とされたのは残念だ(というか納得できない)けど、自分が推した3人(14人中)のうちの2人である川原真琴と水沢奈子が上位に来ているのは救いではある。
 
 
 
 しかし、である。

 しかし、なのである。

 なんと、今回発表された結果は暫定のものであって、これからの活躍次第、すなわち、週刊YJ、ヴィジュアルYJ、携帯YJでのグラビアへの反響次第で、結果が変わるとのことなのである。( 最終結果の発表は来年1月。)

 なんと、なんと愚かしいシステムであることか・・・。

 これは、コンテストの意義である「 発掘・受賞→活躍 」という回路を断ち、「 活躍→受賞 」という逆向きの回路にすることを意味する。( なお、ここでは、「グラビアへの反響」という基準の曖昧さ・不透明さ・条件の不平等さの問題はおいておく。 )

 主催者が気づいているかは知らないけど、ちょっと考えれば解るように、活躍、ここで言えばグラビアへの反響、というのは、大いにグラビア以外のところでの活躍具合に左右されるものである。

 例えば、極端な場合を考えれば、今回最低の8位だった子が、ドラマや映画(やスキャンダル)で急に注目を浴びた場合、グラビアへの反響も他の7人に比べて確実に大きくなる。

 そして、こういう事態が起こった場合(※最近のアイドルはこの手のコースで一躍有名になる人が多い。メジャーどころでは、綾瀬はるか、沢尻エリカ、堀北真希、北乃きいなど。)、8位だった子を1位・グランプリにしないわけにもいかないし、逆に1位にしたところでそれはドラマや映画(やスキャンダル)のお陰なのであって、いずれにしても制コレの存在意義を全く無に帰することを意味する。

 それに、このドラマや映画などでの活躍というのは、しばしば事務所の大きさに左右されるものである。

 これに対して、「そんなことはめったに起こらない」という反論があるかもしれない。

 確かに、そんなことはめったに起こらない。

 けれど、第一に、起こった場合のリスクが大きすぎる。なんせ、制コレの存在意義を完全に無に帰し、歴史ある制コレを嘲笑の的にしてしまうのだから。

 それに、第二に、こういうことが起こらなかった場合というのは、( 制コレの暫定順位が発表されたにもかかわらず )誰も大して活躍・飛躍しなかったということを意味しているわけで、誰がグランプリになろうと今後の活躍にとって関係ない(なかった)、ということになる。

 アーメン。
 
 
 理由も意図もよく分からないけれど、その迷走ぶりだけがはっきりと目に留まる今回のシステム変更である。

 ただでさえ、結果発表までの時間が長すぎるというのに、さらに、先延ばししていたのでは、新鮮味や記憶が薄れ、人々の関心も遠のいていく。それに、今までのは一体なんだったのかという懐疑心と虚無感も生まれる。
 
 
 若い子向けのファッション雑誌がたくさん売られ、若くしてデビューする女の子が増え、(歌やダンスなどをやる)芸能スクールも色々ある、そんな世の中だからこそ、自分では垢抜けられないでいる、芸能界に内心密かに憧れを抱く女の子が、背伸びすることなく、いつも着慣れた制服姿で無理にお洒落や化粧せずに応募できる、そんな、夢見る普通の女の子と芸能界との架け橋として、制コレは存在してほしいなぁと、しみじみと思うのでありますよ。

 そんな希望は見果てぬ夢ですか。(だからどうした。)
 
 
 ※1.制コレについての分析は、冒頭でリンクした記事も参照ウオ。

 ※2.制コレ'07のブログがある。( 純粋な個人ブログではない )企画もののブログは成功しない、というのがアイドルブログを色々見てきた人間の結論だけど。

 GIRLS' RECORD Presents 「 劇団ショートケーキ 」 第2弾 ( 出演:佐藤寛子、次原かな、喜屋武ちあき、加藤沙耶香ほか/2007年4月15日/@原宿アストロホール )
 
 
 FITONE所属のアイドル17人によるお笑いライブ、の第2弾。(→第1弾の感想

 メインは、コント、大喜利、トーク。

 第1弾がおもしろかったから期待してたけど、手抜きが目立った。

 確かに、コントでの次原かな、堂上静華、トークでの加藤沙耶香は、前回に引き続き、かなりのおもしろさを誇っていた。それに、それ以外でもそれなりに笑いどころはあった。

 だけど、構成・内容での手抜きのために、全体的に、おもしろさとこの「劇団」の魅力が薄まってしまっていた。

 「構成・内容での手抜き」とはどういうことか?

 事前の準備が必要なコントでは、前回とりわけおもしろかった次原かな、堂上静華の2人に頼り、事前の準備が必要のないトーク・大喜利では世間的な知名度が高い佐藤寛子、大原かおりの2人に頼るという浅はかな意図(しかも丸見え)のこと。

 実際、前回は10分くらいのコントに出演者全員が出てたのに、今回はコントに出たのは6~7人だけ。そして、その分、事前に準備する必要のないトーク・大喜利が長めだった。しかも、前回は最初に一人一人がきちんとフィーチャー(紹介)されてたんだけど、今回はそれもなし。したがって、ほとんど何もしないメンバーもいた。それに、メンバーからしてガールズレコードの枠とはほとんど無関係になっていた。

 これではもはや、「劇団」ではなく、どこにでもあるただの「アイドルイベント」(のトーク部分)と同じだ。

 そして、このようなものであるならば、「GIRLS' RECORD Presents」を名乗る必然性も、したがって、出演者を無理やり多くする必然性もない。そして、この公演を行う意味もかなり希薄だと言える。
 
 
 こう考えてきて、改めて、前回の第1弾がおもしろかった理由がはっきりしてきた。

 その理由とは2つある。

 1つは、前回の感想の最後で指摘していたことだけど、「ガールズレコード」というまとまりの存在が、「劇団」として凝集的・求心的に1つの公演を作る際の前提・基礎になっていたこと。 (これに関連して、知らない人がコントをするのではなく、どういうキャラかを知っている人が演じるというのもポイント。)

 それが今回は、メンバーの出演度にかなりの差があり、「みんなで何かを作る」という形ではなくなっていた。それに、そもそも出演者の多くが「ガールズレコード」ではなくなっていた。

 それから、もう1つは、アイドルというお笑いの素人が台本のあるコントをやることの意義に関して。

 コントには台本があってそれに従ってやらなくてはいけない。けれど、アイドルはお笑いの素人である。だから、台本が期待していたことから“下に”ずれること(失敗)もあれば、台本が(あるいは、観客が素人に)期待していたことから“上に”ずれること(期待以上の成功)もある。そして、この2つの事態が起こったときになされる、舞台上と客席との間の、すなわち、アイドルとそのファンとの間のコミュニケーションが、観る側のおもしろさや満足感を引き出していた。

 だけど、今回はコントは少なくて無難なものしかなかった。

 今回、この公演のおもしろさ、魅力が薄れたのはこんなところに原因があるように思う。
 
 
 さて、他にもう1つ文句を言いたいことがある。

 それは男が出てきたこと。

 大喜利の司会(1人)とコント(2人)で、同じ事務所に所属しているらしき人(俳優?芸人?スタッフ?)が出てきた。

 アイドル側の出演者でほとんど出てこない人がいるというのに、あえて外から人材を求める必要はない。

 しかも、大喜利の司会をした人なんて、ボケに気付かずにスルーしたり、発言の意図を誤解してツッコミを入れたり、進行の不手際をアイドルに指摘されたりと、散々だった。

 というか、そもそも、こっちはアイドルを見に行って、アイドルと時間を共有したいのであって、野郎と同じ時空間を共有したいのでは断じてないのだ。マジ勘弁してほしい。
 
 
 と、色々厳しいことを書いてきたけど、構成の明らかな手抜き・失敗にもかかわらず、そこそこ笑うことができたのは、ひとえに出演者であるアイドルたちの頑張り・おもしろさによってである。

 この点、この公演の手抜きがアイドルたちの点数を下げることにつながらなかったのは救いだ。

 だけど、「“おもしろさ”(≠笑い)に対するセンス」のないスタッフがまた考えるのであれば、再演はしない方が身のためだ。

 「アイドルのおもしろさ」という最近テレビなんかでも発掘されてきた魅力を、持ってるのに使えないのはもったいない気もするけど。

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