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『BOMB No.333』 (Gakken、2007年)
老舗アイドル雑誌。通巻333号記念。(創刊28年。)
その記念すべき今月号の巻頭は、“オシリーナ”こと秋山莉奈と木口亜矢の仲良しコンビ。冷静に考えれば、333号というのは言うほど特別な数字ではない。と考えるなら得心がいく。「PART2」での2人へのインタビューを“諸行無常”を思いながら読むと、儚さが心を満たす。
アイドル以外の他分野で活躍する美女・美少女を取り上げるコーナーに浅尾美和が登場。彼女には、アイドル的な輝くかわいさがある。アイドルの近野成美の完成度を高めた、もしくは、近野成美の若い頃のかわいさをそのまま保って大人にした、そんな感じ。(いや、“コンちゃん”、嫌いじゃないんだけど。)
来月号の巻頭は優木まおみとのこと。ご本人お喜びのご様子。似たようなタイプの人による巻頭が続くということか。そんなに、表紙にイヤラシイ写真を持ってきて売り上げを伸ばしたいのか。
“袋とじ”に森下悠里が登場! 4泊5日密会旅行!! 森下悠里史上、最高のセクシー激撮!!! ・・・うん、切り取る手間と過剰な期待だけを提供するのは、今や“袋とじ”のお決まりだよね。
「金八」がまた始まる。前回、エグいぐらいに厳しい境遇を主人公的な男子生徒に与えていたから、今回はどうだろう?という期待と不安とが入り混じった現在の心境。でも、女の子に関しては期待してよい。このブログでも(多少消極的ではあれ)「いい」と言っていた娘が2人も出る。1人は“制コレ '07”準グランプリの水沢奈子。もう1人は“国民的美少女コンテスト”審査員特別賞の忽那汐里(くつなしおり)。菅澤美月は、「金八」という地味な世界の中で魅力を出せるか疑問。
白黒のインタビューページに、AKB48の渡辺麻友、柏木由紀、菊地彩香、多田愛佳の4人が一緒に登場。デジャヴ。キャラといい、会話の展開といい、前号のAKB48の娘たちと似すぎ。
80★PAN!(ハレパン)の大空さやが脱退して今後はソロ活動をしていくとのこと。若干遅ればせながら初めて知った。非常に適切な望ましい判断。80★PAN!にとっても大空さやにとっても。80★PAN!の音楽が今後どうなっていくかは興味深いところ。
新人へのインタビューページ「Fresh Girl」。前回、「KISSの経験は?」という質問への回答にこだわった。今回は、4人中、「ない」が3人、「ないしょ」が1人。自信が確信に変わり始めている。
読者からの投稿ページ。一言(短い)ネタを中心に、今月はいつも通り、まずまずおもしろい。(比較的長い)文章のは、昔はもう少しおもしろかったような気がするんだけど。でも何がいけないのか理由は分からない。
諸々のインタビューについてまとめて。堀田ゆい夏、いいネタ(実話)持ってる。石原さとみ、すごく楽しそうなのがいい。熊田曜子、いつも同じようなこと話してる。小向美奈子、あっ、復活してたの。長谷川恵美、本人とは関係ないけど、自分が応援してるアイドルも英語の番組やってくれないかな。他は特にインパクトも印象もない。
上戸彩。ライブのレポート。アンコールでファンに語られたメッセージがいい。ファン冥利に尽きる。
「金八」にも出る菅澤美月がグラビアページに出てる。「おはスタ」で、ショートパンツ姿で見事な番組進行をしてるところ以上に輝ける場所が、果たして存在し得るのかどうか。
全体について。せせこましい。一生懸命時勢に媚びようとして時の流れから一テンポ遅れてしまっているような印象を受ける。老舗アイドル雑誌の割に、今をときめくトップアイドルたちが勢揃いしてるわけでもない。かといって、アイドル雑誌の割に、これを読んだところでこれからのアイドル界を引っ張る(だろう)アイドルが分かるわけでもない。“ただのエロ雑誌”的要素を強める方向に進んでいるようにしか思えない。
それにしても、随分と厳しいことばかり書いてきた。
いろいろと期待しすぎだろうか・・・。
でも、ここに出てるアイドルたちの中で、自分が応援するかどうかは別にしても、応援したくなるのが分かる、アイドルとして魅力ある娘が少ないのは事実なのだ。
I wanna be sacrificed ! Shit !