忍者ブログ
by ST25
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


最近、アマゾンのプライム会員だと無料で見れる映画を色々見ている。それがどんどん積み重なっていって何を見たか忘れそうだから備忘録として一言メモ。ついでに劇場で見たやつも。

 『ジュラシック・ワールド』(字幕/2015年)


 言わずと知れた『ジュラシックパーク』の最新作。「映像だけ」という話も聞いていたけど、意外にも、ストーリーもハラハラさせたり意表を突かれたりで楽しめた。ストーリー展開上のご都合主義で不合理な行動をとる登場人物が出てくるのはイライラさせられたけど。でも、初代の『ジュラシックパーク』よりむしろ好きかもしれない。

 『ディープ・ブルー』(字幕/1999年)


 人間の身勝手なために強力で賢いサメが誕生してしまうという話。この点は『ジュラシックパーク』シリーズと同じ。パニック映画として、まずまずという感じ。スリルがあるからそれなりには楽しめる。『ジョーズ』の方が圧倒的に良いけど。

 『バンク・ジョブ』(字幕/2008年)


 銀行の貸金庫に眠るイギリス王室のスキャンダル写真。それを葬り去ろうと銀行に侵入する。が、他にも様々な人たちが様々な思惑で悪事を働く。犯罪サスペンス。実話に基づいているらしいけど、どこまで実話なのかは極めて怪しい。さすがに大幅に脚色を加えていそう。時間つぶしには、という程度。

 『インサイド・マン』(字幕/2006年)

 多数の客や店員を人質にして銀行に立てこもった銀行強盗一味。犯行グループのリーダーは考え込まれた手口を使って警察を翻弄する。こちらも銀行を舞台にした犯罪サスペンス。『バンク・ジョブ』より洗練されてておもしろい。終わり方がちょっとあっさり。

 『300(スリーハンドレッド)』(字幕/2007年)


 紀元前480年、レオニダス率いる300人のスパルタ軍と、クセルクセス率いる数万はいそうなペルシア軍との間で行われたテルモピレーの戦いを描いている。レオニダスの知略や鍛え抜かれたスパルタ軍兵士の戦闘力にもかかわらず、スパルタ軍は玉粋する。史実を基にしながらも、特にペルシア軍に関してはファンタジックな描写も見られる。例えば、3メートルくらいありそうな狂った巨人が出てきたり、トリケラトプスなのか巨大なサイなのかよくわからない動物が突進してきたり。まあまあ楽しめる。

 『サウンド・オブ・サンダー』(字幕/2006年)


 タイムトラベルが可能になった未来で、恐竜時代にタイムトラベルすることを旅行として金儲けをする会社が現れている。その過去へのタイムトラベルで、厳禁であるはずの過去を変えるということをほんの少しではあるがやってしまう。その些細な変化がその後の地球を大きく変えてしまい、「現在」を生きる人たちをも脅かすような大惨事になってしまう。タイムトラベルが可能か云々はおいておいて、作り話としては十分楽しめる。人間の傲慢や科学技術への過信が大きな災禍をもたらすという点では、『ジュラシックパーク』や『ディープブルー』とも共通する。また、「バタフライ理論」もおもしろい。

 『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』(2016年)


 これは映画館で見た。第1作である『インデペンデンス・デイ』が大好きだから期待してたんだけど、全然ダメ。第1作はストーリーこそ良かったのに、今回のは映像の迫力とかに意識が向きすぎていて肝心のストーリーがおもしろくない。3D版があるからそっちを考えすぎたんじゃないだろうか。

 『マネー・ショート』(2015年)


 結構前だけど映画館で鑑賞。『世紀の空売り』を原作にした映画。リーマンショック前後の金融屋や投資家たちを描いている。映画としてはおもしろくなくて退屈。緊迫感がいまいち。

 『シン・ゴジラ』(2016年)


 おもしろい。観客を愚弄するかのごとく流れる早口のセリフに専門用語の数々。あのスピード感が堪らない。お節介な字幕に、辟易する(CM前の)映像の繰り返し。さらに分かりきった注意書きの数々。そんな下位層に合わせられているテレビ番組への鬱屈した思いの分だけ、解放感や爽快感を覚える。そして、おそらく(残念ながらという意識もありつつ)、政治タームや原子力タームを理解できている/知っていることへの優越感や選民意識。石原さとみの英語くらいにしかケチをつけられない下位層を憐れんでしまう。(これも自己嫌悪を感じながらの感情。) 主人公たちがゴジラを倒すのが上手くいきすぎな感があるから、そこで一頓挫あってもよかった気もするけど、とにもかくにも面白かった。
PR
 さや侍 (監督・脚本:松本人志/出演:野見隆明、熊田聖亜ほか/2011年)


 松本人志監督3作目の映画。

 刀の入っていないさやだけを持ち、幼い娘と、脱藩して逃げ回るみすぼらしい武士が、ついに藩の追手に捕らえられる。 そして、「 30日間で、母の死後一切笑わなくなった殿様の息子を笑わせる、できない場合は切腹 」という業を課される。 そこで、その武士はその子供を笑わせるため、あの手この手を使って懸命に頑張る。 そして、30日後、話は思いもがけない終わりを迎える――。


 松本人志と、『働くおっさん劇場』の野見さんの組み合わせということで、笑いに対する期待値はかなり高くて、笑えるのは確実だろうと思っていたら、小笑いがいくつか、という感じで、爆笑というほどのものはなかった。 笑いという点では、期待はずれだった。( 映画館の雰囲気での笑いは空気感的にそもそも難しいというのはあるだろうけど。)

 ストーリー性・メッセージ性に関しては期待してなかったし、実際、大した話の展開もなく進んで行って、見るべきところはない。 と思ってたら、最後の場面は、圧巻。 とても素晴らしかった。

 そんなわけで、笑えなかったし、ストーリーも特におもしろくはないけど、ラストだけが素晴らしい映画だった。 となると、全体としての評価が難しいけど、最後が良かったというのは印象の点で大きい。 観終わって映画館から出るために歩いているときは、トータルでは満足の気持ちが強かった。


 最後に細かいところについていくつか。

 ・幼い娘役の女の子(熊田聖亜)の演技が素晴らしかった。 そのため、感情的に幼い娘の気持ちにかなり引き込まれて、うるっときそうなことも何度かあった。

 ・「30日の業」は殿様の息子を笑わせることが目的のはずなのに、途中、かくし芸的な、ただ凄いことをやっているだけのことがしばしばあってイライラした。 ラジオ『放送室』で散々ジブリ映画とかハリウッド映画とかの辻褄の合わないところを批判してきた松本人志(と制作陣に名を連ねている高須光聖)らしくない。 もしかしたら、野見さんの行動によるハプニング的なものを期待していたのかもしれないけど、結果的には、ハプニングもなく野見さんの演技もそれほど滑稽ではなく、「笑わせる」というところから逸れてしまっていて失敗に帰している。

 ・中盤以降、「30日の業」に民衆の観客が付き始めるんだけど、その観客の盛り上がりと、映画を観てるこちら側の心情(応援的な気持ちは湧いていない)がリンクしていなくて、冷めた。 映画作品としては大きな減点。

 『DOCUMENTARY of AKB48  to be continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?』 (製作総指揮:岩井俊二/監督:寒竹ゆり/2011年、日本)


 「岩井俊二まで関わったAKBのドキュメンタリー映画!!!」ということで、泣くことを覚悟/期待していたら、全然期待外れで、拍子抜け。

 内容のメインは、主要メンバーのインタビュー。 そこにちょこちょこチーム入れ替えとか選抜総選挙とかのAKB全体の話が組み込まれてるだけ。 ( インタビューは、地元に帰ってとか、何かしらやりながらというメンバーも数人いるけど。)

 AKBは、普段から、総選挙をはじめとした「劇的なイベント」を提供していて、その度ごとにテレビ番組やらDVDやらで(メンバーの心境告白を含んだ)ドキュメンタリーを作って見せているから、今さらメンバーの「語り」を見せられても、目新しさも感動もない。 

 せっかく映画まで作るならデビューから今までの軌跡を描いてほしかった。 もちろん、総集編的なものを作ると「もう終わり」感が出てしまうから、未来志向にしたい気持ちは分かるけど、そこを上手くやるのが映画製作者の力量ってもんだと思う。

 とはいえ、もちろん、個々に見れば心に残ったシーンもあって、例えば、柏木由紀のキャプテンとしての苦悩とか、研究生だった横山由依が大先輩の篠田麻里子のためにダンスを懸命に教えてるところとか、指原莉乃の帰郷とか。

 それから、映画館の大画面でかわいい子を見れるのはなかなか悪くない、というのも良い点ではあった。 ( というのを考えると、映画館の音響を使えるのに彼女たちの歌を含めた音楽が効果的に使われていなかったのが、残念なところとして思い浮かぶ。)


 それにしても、この映画の副題の「10年後」というのもそうだし、「歌手志望」だとか「女優志望」だとかをやたらと語ったりするのもそうだけど、AKBのメンバーと売り手たちは、やたら将来のことを話題にする。 こんなやや不自然なところに、様々なサプライズを仕掛けて何回もファンたちの度肝を抜いてきた秋元康といえども、人気が昇りつめてしまった彼女たちをどう処理していくのかに関しては、やはりかなり気になるし頭を悩ます問題なのだろう、というのが窺い知れる。

 ちなみに、2011年の人気の下降については、(少なくとも)主要(≒初期)メンバーたち自身はかなり自覚的だし、人気もありAKBとしての最高傑作ともいえる「ヘビーローテーション」より、その後に出された「Beginner」の方が売り上げが多かったというのも、「ワンテンポ遅れる大衆の動き」の見事なまでの現れのようで、人気に関しては「Beginner」の頃にすでにピークを迎えていたように思われる。 また、飽きられてくるだろう現在の主要(≒初期)メンバーと並ぶ、あるいはそれを超えるような個性を持った人材も、見い出そうと策を弄してはいるが( 指原猛プッシュとか横山由依猛プッシュとか研究生オーディション開催とか)、逸材は出てきてはいない。

 そんな絶頂期だが大事な岐路を迎えつつもあるAKBを、秋元康らは、果たしてどう着陸させるのだろうか。

 AKBは専用の劇場を持っているからまた劇場に引きあげていくというソフトランディングもあるだろうし、まだ人気があるときにパッと解散するというハードランディングもサプライズ好きな彼らならあり得なくはないだろう。 また、この映画で大島優子が「卒業のことはいつも頭にある」というようなことを言っていたけど、主要メンバーが少しずつ抜けていって空中分解するという道もあり得るだろう。


 映画に内容があまりなかったから、映画と関係ない話題も長々と書いてしまったけど、まあ、そんな映画だった。
 『ソーシャル・ネットワーク』 (監督:デヴィッド・フィンチャー/出演:ジェシー・アイゼンバーグほか/2010年、アメリカ)

 2004年にSNSサイト「Facebook」を創った若き起業家であり大富豪でもあるマーク・ザッカーバーグとその周辺の人達を描いた映画。

 典型的な(コンピュータ)オタクのザッカーバーグ、堅実で慎重な友サベリン、ナップスターの共同創業者でパラノイアなパーカー、文武両道な好青年でありライバルとなったウィンクルボス兄弟、と、キャラの立った登場人物たちが、若さゆえの危うさを持ちつつも、一世一代のビッグプロジェクトを前に様々な人間模様を展開する。

 話は、Facebook立ち上げまでと、その後の支配権争いの2つが中心。(ただ、Facebookの制作自体はザッカーバーグがほとんど一人であっけなく作ってしまう。)

 話の展開は、『セブン』の監督らしく、誰かが絶対的に正しいと思わせることなく、それぞれの立場で葛藤し、引き裂かれたまま進み、終わる。

 そんなわけで、話としては、緊張感と深みがあるとも言えるし、逆に結末がなくすっきりしないとも言える。両者を足し合わせれば、まあ、普通といったところだろうか。

 映画の作品として見ると、やたらと随所に飲酒のシーン(とパーティーのシーン)が出てくるのと、ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーが担当した魂に働きかけてくるような音楽のおかげで、ちょっとした狂騒の中で映画が進んでいくのが、(話の緊張感と相まって、)心地よくもあり、結局彼ら若者たちの成し遂げた/ていることがそういうものにすぎないと言っているようで虚しくもあり、一番強く心に残った。


 全体としては、取り立てて言うほどおもしろくもないし、だからといって、批判するほどつまらなくもないし、実に平均的な作品。 


 映画の評価と関係ないけど、映画の中で、クラブのような場所の2階でザッカーバーグとパーカーが話している場面での(DJ風の?)音楽がノリがよくて、映画館の大音量で聴いてたら、今にも踊りだしそうなくらいすごく気分良かった。
 ワイルド・スピード(1)(2)(3)』 (監督:(1)=ロブ・コーエン、(2)=ジョン・シングルトン、(3)=ジャスティン・リン/(1)=2001年、(2)=2003年、(3)=2006年/アメリカ


 カーアクションが売り物のハリウッド映画。 どの作品も日本車( スカイラインGT-R、ランエボ、フェアレディZ、スープラなど )が活躍する。 3作目は東京が舞台。

 1作目が一番おもしろくて、2,3と進むにつれておもしろくなくなっていく。

 3作を通じての一番のハイライトは、1作目の、高速でトラック強奪に苦戦するシーン。 黒光りしているシビックがやたらかっこよく見えるし、武装したトラックのドライバーの姿がはっきり見えないのが不気味さを演出していてよい。

 
HOMENext ≫
カレンダー
09 2024/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
最新コメント
[10/20 新免貢]
[05/08 (No Name)]
[09/09 ST25@管理人]
[09/09 (No Name)]
[07/14 ST25@管理人]
[07/04 同意見]
最新トラックバック
リンク
プロフィール
HN:
ST25
ブログ内検索
カウンター
Powered by

Copyright © [ SC School ] All rights reserved.
Special Template : 忍者ブログ de テンプレート and ブログアクセスアップ
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]