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by ST25
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 「 The Prodigy WARRIOR'S DANCE FEST 」 ( 2009年9月20日/@幕張メッセ )


 The Prodigyがメインだけど、他にも、Hadouken!、Pendulum、MSTRKRFT、autoKratzといった面々も出ている充実したラインナップのフェス。

 もともと、プロディジー目当てではあったけど、後からハドーケンの参加が発表されて、個人的には予想外にお得になっていた。


 当日は、体がだるくて(=眠くて)、着いたのが16時くらいになってしまってautoKratzは聴けなかったけど、他は聴けた。

 お気に入りのHadouken!は、相変わらずのpoor performance。 Hadouken!の曲はほぼ全て知ってるはずなのに、それでも何の曲を演(や)ってるのか分からないことさえあった。 去年の日本での単独ライブは会場が小さめだったから何とかなったけど、今回は会場も広くて音が拡散してしまって、いまいちノレなくて、いかんともしがたかった・・・。

 他では、MSTRKRFTも良かったけど、Pendulum (DJ Set & MC Verse)が最高に良かった! 完全に音とリズムに体を操られてしまった感じ。

 で、その最高だったPendulumとProdigyの間に、DJが時間をつないだのだけど、それがもう最悪。 音の持ち駒が少ない感じで、しかもそれがこもったような低音。 さあ盛り上がるのかと思うと、いつも必ずそのこもったような低い音になって全然盛り上がらない。 苦痛だった。 せっかくPendulumで盛り上がったのに・・・。

 で、そのDJが終わった後、さらに30分以上間があってからProdigyが登場。 そんな流れもあって若干体力的にも気分的にも厳しい状況だったこともあり、まあ、悪くはないんだけどフツーな感じ。 テクノ/エレクトロというよりロックっぽい感じが強くて全体的に荒っぽかった。 それとも関係するかもしれないけど、会場は盛り上がってはいるんだけど、それは音によって盛り上げられたというより、何でもかんでも盛り上がりたいというオーディエンスたちが音に合わせてずっと騒いでるだけというところがなきにしもあらずだと感じてしまった。  もちろんすべての曲がそうではなかったし、ノセられた曲も何曲かはあってそこはさすがだと思ったけど。

 でもまあ、メンツ的にはThe Prodigy、Hadouken!がいて、内容的にもPendulumがあって、大変満足感の得られるイベントだった。

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9月21日
・ 90年代末から00年代初め頃のデフレが特にひどいときの日本は、人々がお金を使わないことが最大の問題であった。 そこで、ノーベル賞経済学者のポール・クルーグマンはインフレターゲットを日銀が採用するよう提唱した。 そして、会社員&評論家&翻訳家の山形浩生は消費税を7%に上げることを主張した。

 そして、その山形浩生的な発想を引き継いで、「景気対策としての大型連休」という政策も有効なのではないかと、シルバーウィークの真っただ中にあって、思い至ってしまった。

 要は、連休だとみんな遊ぶから金使うでしょ、という考えだ。 大型連休だとなおのことたくさんお金使うでしょ。 会社としても不景気で供給が過剰なら休んでも問題は大きくないことも考えられるし。

 もちろん、この「景気対策としての大型連休」は毎年恒常化しなくても、経済状況に応じて緊急的にあるいは年初などに決めればいい。

 もちろん、この政策を実行するコストがかかるのは分かっているけれど、日本経済全体の回復という目的からしたら、そんなコスト、ちょっと我慢すればいいだけの小さなものだ。

 久しぶりに車雑誌を買った。

 10代の頃は、定期的に買っていたものもあってよく買っていたものだった。 その後は、F1雑誌を定期的に買っていた時期があったけど、それも止めてしまったいたのだった。


 買ったうちの1冊は『ベストカー』

 きっかけは、新聞広告でアルテッツァは名車だったという記事が載ってるのを知ったこと。

 アルテッツァは外見が好きというのが何よりだけど、それ以外にも、値段とか大きさとか、夢や理想以外の、実用的な面を考えると、かなりポイントの高い車だった。 それが今では生産されてなくて、一応レクサスISに引き継がれたとはいえ、値段も大きさもデザインも全く別物になってしまっているのだ。 ( レクサスはレクサスでとてもカッコヨイのだけど。)

 そんな気持ちを共有し、鬱憤を晴らしてくれる記事を期待してたけど、正直、記事の内容はいまいち。 「名車」であることの説得力はあまりない。

 まあ、久しぶりに車雑誌を読んで、昔の気持ちを久しぶりに味わうこともできて楽しかったからいいのだけど。

 それにしても、時代の潮流とエコカー減税の実施という時期の影響もあって、環境性能の話とか軽自動車の話がけっこう多かった。 というか、昔と比べるとかなり多かった。 まあ、軽自動車は昔と比べれば大型化してデザインも洗練されているからそれほど違和感(?)はなかったのだけど。


 ちなみに、自分が好きな車は、2つの方向に類型化できて、1つがアルテッツァ(販売終了)、インプレッサWRX(のWRCに出てた青いやつ)、ランエボといったラリーに出てた/出そうな車。 いわば(外見も中身も)スポーティなセダン。 って、今でも売ってるのはランエボだけだ・・・。 ったく、悲しい世の中になったもんだ・・・。

 で、もう1つの方向がセルシオ(レクサスLSに引き継がれた)、プレジデント(の前のモデル)といったVIP車。

 で、この方向の趣味による食指が動いて買った雑誌が、『VIPCAR』

 要は高級車をさらにイカチクした車がいろいろ載ってる雑誌。

 個人的には、セルシオとかレクサスLSとかプレジデント(の前のモデル)とかは、改造しなくても、見てるだけでよだれが出てきそうなぐらいカッコイイと思うのだけど、改造したものの良さもまたあるのだ。

 黒光りしてるセルシオとかプレジデントとかレクサスLSとか、ホントたまらない。


 車は、買うにしても、持ってるにしても、改造するにしても、お金がかかる、という現実の前に、全てが遠景化、憧憬化する(ことができる)のが、良いことなのか悪いことなのかはよく分からない。
 「KREVA Concert Tour '09-'10 『心臓』 Round ZERO」 (2009年9月8日/@SHIBUYA-AX)


 Round1からRound3までの3部作のツアーが始まるのを前に、アルバム『心臓』の発売を記念して&「クレバの日(9月08日)」を記念して、(急遽発表され)開催されたライブ。 そんなわけで、チケットの値段も「3908円」。

 本人によると(ライブでも言ってたけど)、1万5千通の応募の中から選ばれた1500人らしい。


 ライブは、何よりそんなに大きすぎないライブハウスだったから、KREVAとの距離は近いし、会場の熱気はすごいしで、楽しかった。

 ライブの構成は、まだ大阪がこれからだけど、本当に色々あった中から特に印象に残ってるところだけ書いてしまうと、最初にこれまでの5年間のKREVAの進化の軌跡を辿った映像が流れてから、ライブがスタート。 映像では「徹子の部屋」がシュールで最高だった。

 曲は、『心臓』に収録されてる新しい曲から昔の曲へとさかのぼっていく構成。 個人的には、心と体があったまる前に最新のアルバムの曲が出てきてしまって、最高潮まで盛り上がった後から振り返ると、若干もったいなさと悔いの残るところがなきにしもあらず、ではあった。 ( 逆にRound1以降に楽しみを持ち越したという感じでもある。)

 そうはいっても、ライブだと最高に高まる「ストロングスタイル」、『心臓』にも収録されてる「ACE」、「成功」あたりが、もうどうにも止まらない。 盛り上がるというのとは違うけど、「瞬間speechless」もライブこその音の広がりがあって最高。 胸にしみ入る君の声。

 ひと通り終わったところで、J-WAVEが募集していたファンが選ぶ好きな曲ベスト10の結果発表と、そうそうたるメンバー( KICK THE CAN CREWの元メンバー2人、久保田利伸など)による5周年のお祝いコメントの映像を挟んで、最後に「so sexy」などを歌ってお開きとなった。


 ツアー本番が始まる前のおまけ的なライブだから、もっと短かったりあっさりしてるのかと思ってたら、意外といろんな演出もあって、思ってた以上に満足なライブだった。

 重松清 『あの歌がきこえる(新潮文庫、2009年)


 1970年代から1980年代初めに中国地方の田舎(山口市)で青春時代を過ごした筆者ではなく、シュウと、その親友のヤスオ、コウジの3人の青春の断片を描いた短編集。

 それぞれの話に、その当時を思い出すたびに思い出される歌(ジョン・レノン「starting over」、小田和正「さよなら」、ユーミン「Destiny」など)が、登場する。

 筆者と同世代ではないから、登場する歌を知っていてもあまり青春時代の思い出と結びつかないのは残念だけど、青春時代のあの尖っていて甘酸っぱい心情は時代を超える。

 微妙な心情をすくい取る力量がいかんなく発揮された、重松清らしい作品。


 なんだかんだですっかり重松清にはまってしまっている。 読みやすくて手軽というのが大きい要因でもあるけど。

 キャシー・アッカーやらバロウズやら大江健三郎の初期作品やらを傑作だと感じる自分と、重松清にはまる自分とが矛盾なく共存しているのは紛れもない事実だ。

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