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「 HADOUKEN ! Japan Tour 2010 」 ( 2010年4月6日(火)/@Shibuya O-EAST )
イギリスのロックバンド、「ハドーケン!」の単独ライブ。
ハドーケン!のライブは今まで2回見て2回とも、音がこもっていてよく聴こえない酷いパフォーマンスで、「曲はいいけど・・・」という感じだったけど、今回はまずまずで、今までで一番良かった。 もちろん、素晴らしいとまでは言えないけど、十分に曲を聴いて楽しめるくらいではあった。
そんなわけで、曲の良さもあって最初から最後までノンストップで素晴らしく盛り上がってとても充実した1時間だった。 特に、ためて→爆発みたいな流れが何回もあって上手くのせられた。
ただ、そんなふうに1時間盛り上がった後、自然な気持ちとして皆がアンコールを求めたのに「アンコールなし」はない。 パラパラ帰っている人がいるような状況でもなく、ほぼ全員がまだフロアに残ってアンコールを求めてる状況だったのに。 ライブの時間も1時間と短かったし。
まあ、1時間が本当にほぼノンストップででけっこう力を出し尽くせて楽しかったから、トータルでは「良かった」と思うけど。
それにしても、Hadouken!は、最初の「Liquid Lives」も良かったけど、次に出た「Music for an Accelerated Culture」はもっと良くて、その次に出た「MAD」はもっと良くて・・・・、と、どんどん進化していて素晴らしい。
Round ZEROから行われているライブの最後、Round 3。
盛り上がるところでは大人数の観客で一斉に盛り上がり、じっくり聴かせるところではよく響く大きなホールを生かしてじっくり聴かせ、MCを小まめに挟んでコメントを加えることで一曲一曲を大切にし、満足感の高いライブだった。
最新アルバムの曲が後半に散らされていたり、アンコールがあったりと、Round1、Round2で不満だった点も解消されていた。
楽しかった。 それから、Round1、Round2でたまっていた欲求不満が解消できた状態で終われてスッキリした。
「 KREVA Concert Tour '09-'10 『心臓』 Round 2 」 ( 2009年11月24日(火)/@Zepp Tokyo )
Round ZEROから行われてるツアーのRound 2。
夜からなのに、寝坊してまさかの遅刻。
今回のRound2も新しいアルバムから昔のアルバムにさかのぼっていくというのが基本の構成みたいだったけど、途中からでも十分楽しめた。
おっきなライブホールにいっぱい人を詰め込んで大盛り上がりで、その雰囲気にうまく乗ることができた。
それから、2点ほど。
構成は、Round ZEROから基本は同じでも、以前より、最新アルバム『心臓』の曲が後半の方に散らされてるような気がした。 実際のところは分からないけど、あくまで印象として。
それから、お決まりになってしまっている「最後の曲」の後のアンコールを嫌って、アンコールなしの構成になっているのはそれまでと同じでも、今回は最後にアカペラで歌って終わり、と、あっけない幕切れ感は薄らいでいた。ただ、やっぱりライブは、最後、おもいっきり余力を出しきるか、涙流れるほどの感動か、で終わりたいし、その定石に匹敵するような終わり方をKREVAは生み出せていないと思う。
そんなことも踏まえつつ、最後のRound3を期待しつつ楽しみに待っていよう。
アルバムと同名の「心臓」と名づけられたコンサートツアーのRound1。 Round1は地方をまわるライブハウスでのライブ。
その1つに、もう2週間くらい前になるけど、行ってきた。
セットリストとか構成は東京(と大阪)で行われたRound ZEROとほぼ同じ。(たぶん。) つまり、最新アルバム『心臓』の曲から昔のアルバムの曲にさかのぼっていくというのが基本な構成。 ただ、おまけ的なものがない分、Round ZEROに比べるとだいぶシンプルであっさり。
そんなわけで感想としてはRound ZEROのときとほぼ同じ( マイナスおまけ分の満足感 )。
心と体があったまる前にメインディッシュが出てきてしまった感じ。 あるいは、最後に向かって盛り上がっていくというのが味わえない感じ。
それにおまけ的・サプライズ的なものがなかったこともあって、少し物足りなさの残るライブだった。
やっぱりライブハウスでのライブは、コンサートホールみたいなでっかいところでやるのとは違ってサプライズ的なものでの楽しみがない分、(自分が)どこまで盛り上がれるかがポイントになる。
(Round ZEROのときの東京と比べても)小さいライブハウスだったから距離の近さはベターだったし、それなりに楽しめはしたのだけど・・・。 なんかパンチ不足というか、やっぱ物足りない感じ・・・。
アルバム『心臓』がとても良いだけに、それを生かしきれてない(それを味わいきれない)のが物足りなさにつながってるのかも。
The Prodigyがメインだけど、他にも、Hadouken!、Pendulum、MSTRKRFT、autoKratzといった面々も出ている充実したラインナップのフェス。
もともと、プロディジー目当てではあったけど、後からハドーケンの参加が発表されて、個人的には予想外にお得になっていた。
当日は、体がだるくて(=眠くて)、着いたのが16時くらいになってしまってautoKratzは聴けなかったけど、他は聴けた。
お気に入りのHadouken!は、相変わらずのpoor performance。 Hadouken!の曲はほぼ全て知ってるはずなのに、それでも何の曲を演(や)ってるのか分からないことさえあった。 去年の日本での単独ライブは会場が小さめだったから何とかなったけど、今回は会場も広くて音が拡散してしまって、いまいちノレなくて、いかんともしがたかった・・・。
他では、MSTRKRFTも良かったけど、Pendulum (DJ Set & MC Verse)が最高に良かった! 完全に音とリズムに体を操られてしまった感じ。
で、その最高だったPendulumとProdigyの間に、DJが時間をつないだのだけど、それがもう最悪。 音の持ち駒が少ない感じで、しかもそれがこもったような低音。 さあ盛り上がるのかと思うと、いつも必ずそのこもったような低い音になって全然盛り上がらない。 苦痛だった。 せっかくPendulumで盛り上がったのに・・・。
で、そのDJが終わった後、さらに30分以上間があってからProdigyが登場。 そんな流れもあって若干体力的にも気分的にも厳しい状況だったこともあり、まあ、悪くはないんだけどフツーな感じ。 テクノ/エレクトロというよりロックっぽい感じが強くて全体的に荒っぽかった。 それとも関係するかもしれないけど、会場は盛り上がってはいるんだけど、それは音によって盛り上げられたというより、何でもかんでも盛り上がりたいというオーディエンスたちが音に合わせてずっと騒いでるだけというところがなきにしもあらずだと感じてしまった。 もちろんすべての曲がそうではなかったし、ノセられた曲も何曲かはあってそこはさすがだと思ったけど。
でもまあ、メンツ的にはThe Prodigy、Hadouken!がいて、内容的にもPendulumがあって、大変満足感の得られるイベントだった。