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読売ジャイアンツvs.横浜ベイスターズ ( 2008年4月23日18時~/@東京ドーム )
◆結果:巨人6-2横浜 ( 勝:西村、負:寺原 )
野球を見てきた。
何気に東京ドームは初めて。巨人ファンじゃないし、チケット取るの大変そうだし、で。 東京ドームも今となってはもう新しくはないけど、あちこち結構きれいな印象。(神宮、西武との比較。) ほぼ満員でも出口とか売店でそんなにイライラを感じないのも好印象。(神宮、西武との比較。)
なにはともあれ、生はいい。あの開放感、臨場感、迫力。プロ野球はテレビと生とで印象が大きく違うものの1つだと思う。(F1も全然違う。) 野球少年は早いうちに絶対に行くべし。(って言わなくても行くと思うのはきっと正しくない。)
それで、試合。(以下、主にアンチ巨人=今回は横浜ファンとしての視点。)
先発はグライシンガーと寺原。
5回までは完全な投手戦。上の方の席だったからピッチングの内容はテレビで見てるときより分からないけど、結果(バッターの振り方、打球の方向など)から推測するに、グライシンガーは変化球だけが、寺原はストレートだけが(どっちもそれが持ち味ではあるけど)良くて、芯で捕らえたような当たりもほとんどなかった。
ところで、巨人の打順、「1番坂本」ってのは敵チームにとってありがたいだけだと思う。あんな軽量級で小技も粘り強さもない1番バッターって、特に1回の立ち上がりの時は、敵チームのピッチャーを精神的に楽にするだけだと思う。しかも、打率がそんなにいいわけでもない(.270台)となると、簡単に抑えられてピッチャーに勢いを与えることにもなるし。今日がまさにそうで、初回、寺原の150キロ前後の直球にまったくタイミングが合わず簡単に抑えられてた。例えば、「1番高橋由伸」とか「1番荒木(中日)」とかの場合のプレッシャーとか面倒臭さを思えば違いは一目瞭然。
それで、試合は6回表に横浜が均衡を破って2点を入れはしたんだけど、ここが横浜が勝つためのポイントだったと思う。
その回先頭打者の1番仁志がヒット。2番石井がバント。3番金城がヒットでつないで、1、3塁から4番村田のフェンス直撃の2塁打で1点目。(すばらしい流れ!) ランナー2、3塁でビグビーのいい当たりの犠牲フライで2点目。(よしっ!) なお2アウト3塁で吉村がフォアボール。(いけるっ!) そして、2アウト1、3塁。バッター佐伯。初球ボール。2球目ボール。ノーツーからの3球目、ゆるい変化球を体勢を崩しながら打って、内野へのファウルフライ・・・・・・・。
なんで、ノーツーからあんな(きっと狙ってたわけでもなかった)球に手を出すかね・・・・・・。
あのときはまだ完全に投手戦の雰囲気があって、寺原も崩れる前だったわけで、巨人の一発のある重量打線を考えても、3点取っておけば一気に勝ちを手繰り寄せられたのに・・・。1番からの好打順を見事に生かしたこれ以上ない良い流れだったのに・・・。グライシンガーがストライクが入らなくなってて辛そうだったのに・・・。あそこでグライシンガーをマウンドから引きずりおろしておけば、ピンチで出てくる交代ピッチャーが打たれる可能性だって高かったのに・・・。次は打率.370台で今日もそれまで2安打の相川様だったのに・・・。なのに、なのにあなたはノーツーから無理に手を出した・・・・・・。
もうその後は、やっぱりというかなんというか・・・。巨人にとってこれ以上ないくらい嬉しい展開になっていったわけだ。 連打のタイムリーによる逆転勝利。そりゃ、4点差あっても最後にクルーンを出して理想通りの勝ち方を演じたくもなるわな。
でも、まあ、横浜は負けたしホームランは出なかったけど、試合の流れが「均衡→横浜→巨人」と動きのある試合で、とても楽しかった。