by ST25
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ディアドラ N.マクロスキー 『[増補] ノーベル賞経済学者の大罪』 (赤羽隆夫訳/ちくま学芸文庫、2009年)
経済学者の3つの大罪、すなわち、統計的有意性の誤用、理論構築における数学の誤用、経済学の実践における失敗、を指摘している本。
統計的有意性の誤用なんかは、そんなことをしている人たちがいるとはと驚いた。 数学的な理論の現実とのかい離はよく言われることではある。
だから、当人たちはその誤用とか限界を無自覚で行っているらしいと知って驚いた。
ただ、本としては当たり前のことをふつうに書いているだけな気がして、それほどおもしろくはなかった。 誤用の例をもっとおもしろく書いてくれれば楽しめるのにと思った。
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