by ST25
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高橋みなみ 『リーダー論』 (講談社AKB48新書、2016年)
提示されるリーダーとしての心得はこんな感じ。「手本を示す」、「相手の名前を呼ぶ」、「〝やまびこ”のコミュニケーション」、「悩んでいる子は答えより理解者を求めている」など。
どれも巷に溢れる古今の自己啓発系の本で言われてきたことばかり。むしろ、普段多少なりとも考えながら生きている人なら日常生活の中で習得しそうなことばかり。
それなら、これらが実際にAKB48というアイドルたちの中でどんな風に役立ったのかのエピソードが知りたいところなのだけど、それも極めて少ない。
「たかみな」になら多少の裏話を暴露されても怒るメンバーはいないだろうに。
そういう裏舞台までカメラを回して客に見せて、「過程」を楽しんでもらうというコンセプトのグループだったはずなのに。
人生経験も浅くて、いろいろな本を読んだりもしていない小学生・中学生くらいになら意義があるかも。
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