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 眞鍋かをり 『眞鍋かをりのココだけの話(インフォバーン、2005年)
 
 
 1日に15万アクセスと言われる眞鍋かをりのブログの書籍化。メインは2004年6月30日から2005年7月2日までの記事と、その半分くらいに一言二言ずつ自身でコメントを付け加えたもの。それに、撮り下ろした写真、スタッフによるブログというものの紹介、眞鍋かをりによるブログの魅力のインタビューが付け加えられている。(ちなみに、各記事ごとのトラバの数は載っていない。なぜ?)

 1300円とはいえ、買う必要は全くない。付加価値なし。

 誰が考えても分かるように、ブログに公開されている記事はいつでも無料で読めるわけだから、「それに何がどれだけ追加されているか」が書籍化の価値や意味を決める。記事もまだそこまで膨大な量でもないし。

 その点、この本で追加されているのは、記事に対するコメントとグラビアとブログの魅力のインタビューだけ。確かにコメントはおもしろいものも多いが、インタビューは当たり前のことを“女王”らしく偉そうに語っているだけだし、写真もかなりきれいだけどページ数を稼いでるだけ。

 しかし、このことは眞鍋かをりのブログの内容から想像されることでもある。眞鍋かをりのブログのおもしろさは、その書かれる「話の内容」であって、それを誰が書いていようと大きな差はないものだ。そうなると、書籍化に際して、そのおもしろいブログの「内容」に頼ることは自然のことだし、その話の内容以上の楽しみがないのも否定できない。
 
 
 その点、9月中旬発売予定の『しょこたん☆ぶろぐ』の書籍化は期待できる。なんせ、『しょこたん☆ぶろぐ』の内容はほとんど中身のないものだからだ。あの内容をそのまま本に載せても・・・、という感じだ。したがって、本の紹介文にある、

ぶろぐ星人しょこたんの織り成す奇天烈で不思議でヲタ気質全公開の彼女の脳ミソ全解剖

 というような“分析的なスタンス”で本を作ってくれているなら期待できる。

 というか、正直なところ、「しょこたん☆ぶろぐ」を通して、そこに登場する喜屋武ちあきと小明がもっと注目されることを期待しているのだが・・・。どうもテレビなどの大手メディアは世間(特にネット上での)の流れに対して反応が鈍すぎる。

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