by ST25
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村上春樹 『走ることについて語るときに僕の語ること』 (文春文庫、2010年)
どのようにランナーとしての日々の鍛練を行っているのかとか、走ることが小説家としての自分にどのような影響を与えているのかとか、フルマラソン中どのような気持ちなのかとかいった、「走る」ということから外れることなく、そのことだけを中心に色々なことを書いている。 その中で、なぜ小説を書くようになったかのエピソードも出てくる。
村上春樹らしく、辛さとかストイックな自分とかをアピールするという意識が微塵もなく、気持ちよく読める。
そんなわけで、村上春樹ないしは走ることのどちらかに興味があればスムーズに読めるエッセイ。
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