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 木村榮一 『ラテンアメリカ十大小説(岩波新書、2011年)


 ボルヘス、ガルシア=マルケス、バルガス=リョサなど、スペイン語圏のラテンアメリカで20世紀に次々登場してきた世界的な作家とその作品について、穏やかな語り口で紹介している、ラテンアメリカ小説の入門書。

 ラテンアメリカの現代小説は、民話的世界、独裁政治といった共通する背景をもった数々の名作が20世紀に数多く生み出されてきた。

 そんなラテンアメリカ小説の主な10人を取り上げて、その代表作だけでなく、その作家自身の来歴や主な作品の紹介をしてくれている。

 そんなわけで、読む小説を見つける良い手引きになっている。他の地域・国でもこんな本があればいいなあと思う。 特に、ピンチョン、マッカーシー、デリーロがいる現代のアメリカ。


 この本を読んで一番面白そうに感じたのは、ガルシア=マルケス。 次がボルヘス。 その次が、バルガス=リョサ。 さすがといったところか。

 

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