by ST25
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
住野よる 『また、同じ夢を見ていた』 (双葉社、2016年)
小学生の少女がさまざまな出会いを通して、「幸せとは何か?」を探っていく。
帯の裏に、本屋の店員の「絶賛の声」が書いてある。
「めっちゃ良かったです。」、「素敵だ!なんて、素敵な一冊なのだろう。」、「言葉の一つ一つに力が込められていて、夢、希望、挫折、絶望、心揺さぶられました。」などなど。
小学生の感想か!まったく内容が伝わらない。ありきたりの表現ばかりで、言葉が貧困すぎる。だから、「書店員さん」なんてただの一般人でしょ!?
と、読む前は思っていた。
しかし、読み終わった後の今ならわかる。評価のしようがないのだ。内容がないのだ。話がありきたりすぎるのだ。
『膵臓』も、前半を中心に内容の薄さ、表現の拙さを感じたけど後半の話の展開でまくり切っていた。しかし、こちらは後半の末脚も不発のまま終わってしまった。
ドンマイ!
PR
この記事にコメントする