by ST25
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L.M.モンゴメリ 『赤毛のアン 〔ジュニア版〕』 (中村妙子訳/新潮文庫、1992年)
ご存知「赤毛のアン("Anne of Green Gables")」のグリーンウッドによるリライト版。105円で購入。
オリジナルはそこそこ長いから(とはいえ、児童文学の400~500頁だけど)、こちらは相当手軽に読めてありがたい。
ただ、短いとは言っても、アンの世界・人柄の魅力は十分に描かれている、と思う。
(思いがけず、)とても楽しめた。
ダイアナの妹をアンが助けて皆から受け入れられるところなんて、思わずホロホロ行きそうになる。
ちょっと俗っぽい希望を胸に抱きつつも前向きに一生懸命生きている素直な子供は(大人の懐古趣味ではあるけど、)良い。
それにしても、アンって、ドジっ娘だったり、ツンデレだったり、と、非常にキャラがたっていて現代のアニメ的。( というより、「現代のアニメがベタ」、と言った方があってるかも。)
そんなアンが大人になっていくとどうなるのかは興味がないこともない。
とはいえ、さすがに、これから先のアンの話(8冊合わせて“アン・ブックス”と言うらしい)まで読む気にはならない。
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