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 J.K.ローリング 『ハリー・ポッターと賢者の石(松岡佑子訳/静山社、2012年)

 

 シリーズ第一作の2分冊で文庫化されたものを読んでみた。 さすがにすらすらと最後まで飽きることなく読み切れた。

 映画の方はテレビでやってたのを片手間に観ただけだったから、900円ちょいで売ってたDVDも買って観てみた。

 本と映画を比べると、小説は一つ一つのことをじっくり書いて行ってるのに対して、映画の方は色々と端折られていてあっさり。 例えば、最初のダーズリー家で、魔法のような類のものを一切信じない夫妻からハリーが散々な目にあわされるところなんかは、小説では色々なエピソードが出てくるけれど、映画では1つ2つ程度で済まされている。 それから、最後のハリーが「石」が悪に渡るのを守り切った場面でのダンブルドア校長のセリフも、小説ではなかなかカッコイイものなのに映画ではあっさり。

 小説を読まずに映画だけを観た場合、作品のおもしろさが伝わらないのではないかと思った。

 シリーズのこの後の作品は「読まなくていいかな」と思ったのだけど、それは、作品のおもしろさがそうでもないからなのか、自分が子供の心をなくしてしまったからなのか、果たしてどっちだろうか。



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