by ST25
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『マンデラの名もなき看守』 ( 監督:ビレ・アウグスト/出演:ジョセフ・ファインズほか/配給:ギャガ・コミュニケーションズ/2008年 )
アパルトヘイト政策の下、逮捕・拘束されていたネルソン・マンデラを担当し、彼に心惹かれ、共感し、心の交流をするまでになった看守の話。実話に基づいた映画。
作品としては駄作。
全てが中途半端。何が描きたかったのかよく分からない。
なにせ、主人公である白人の看守が、自分の身の回りの危険を甘受してまで、マンデラに共感し便宜を図るようになった理由という肝心なところでさえ、よく分からない。
子供の頃、普通に黒人の子と遊んでいたことによるのか、娘が街角で黒人だけが警官に暴行される場面を見てショックを受けたことによるのか、マンデラの人間性に影響を受けたことによるのか・・・。
こう書くと、当然に最後の要因が重要そうに見えるけど、実際の映画の中では看守がマンデラの人間性に影響を受けているような場面はほとんど出てこない。
というか、マンデラと看守が交流を深めていく過程自体があまり描かれてなくて、2人がいきなり深い絆で結ばれるようになっていて面食らってしまう。
それから、もう一つ致命的なのが、この看守がマンデラに味方したことの意味・影響がよく分からないこと。ただの看守がマンデラに味方してちょっと便宜を図ったからどうしたの?という疑問に応えてくれない。
そんなわけで、作品としては完成度の低い駄作。
アパルトヘイト政策の下、逮捕・拘束されていたネルソン・マンデラを担当し、彼に心惹かれ、共感し、心の交流をするまでになった看守の話。実話に基づいた映画。
作品としては駄作。
全てが中途半端。何が描きたかったのかよく分からない。
なにせ、主人公である白人の看守が、自分の身の回りの危険を甘受してまで、マンデラに共感し便宜を図るようになった理由という肝心なところでさえ、よく分からない。
子供の頃、普通に黒人の子と遊んでいたことによるのか、娘が街角で黒人だけが警官に暴行される場面を見てショックを受けたことによるのか、マンデラの人間性に影響を受けたことによるのか・・・。
こう書くと、当然に最後の要因が重要そうに見えるけど、実際の映画の中では看守がマンデラの人間性に影響を受けているような場面はほとんど出てこない。
というか、マンデラと看守が交流を深めていく過程自体があまり描かれてなくて、2人がいきなり深い絆で結ばれるようになっていて面食らってしまう。
それから、もう一つ致命的なのが、この看守がマンデラに味方したことの意味・影響がよく分からないこと。ただの看守がマンデラに味方してちょっと便宜を図ったからどうしたの?という疑問に応えてくれない。
そんなわけで、作品としては完成度の低い駄作。
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