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 「 KREVA Concert 2010 『意味深3』 」 (2010年10月14日/@日本武道館)


 ニューアルバム『OASYS』を出したばかりのKREVAの武道館ライブ。

 「ストロングスタイル」とか「成功」とかノリのいい曲でいつも通り盛り上がりつつも、『OASYS』に収録されている 「エレクトロ・アース・トラックス」みたいな曲たちの壮大でエレクトロな雰囲気も随所にかもし出されていて、マンネリではなく主張のある楽しいライブだった。 中でも、「アグレッシ部」のエレクトロなバージョンは実にキレイで壮大で、恍惚として聴き入ってしまった。

 心残りなところは、出て間もないシングル曲である「瞬間speechless」、「ストロングスタイル」並みにライブに欠かせない新定番となった「ACE」をやらなかったこと。 特に、あの照明がキレイで幻想的な雰囲気の中での「瞬間speechless」は最高だっただろうに・・・。


 今回の公演は普通にDVDになるらしいから楽しみだ。 (前回の公演「心臓」のDVDは限定発売とかいってウザすぎる・・・。)


 いやしかし、それにしても、KREVAは大きなホールでのライブは外すことがなくて安心して楽しめる。
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 「Underworld (Live) 」 2010年10月7日/@Zepp Tokyo


 一番好きな音楽ジャンルであるエレクトロ系にはまるきっかけになったのがUnderworld( アンダーワールド )だったこともあって、思い入れもあるし、今でもかなり好きだし、で、感慨深さと期待いっぱいに、待望の初Underworldに行ってきた。


 それで、結果。

 まずまず良かった。


 まず、セットリストが、新しいアルバムからの選曲ばかりではなくて、「Everything, Everything」でもやっていたような定番の曲もしっかりやってくれていたのが良かった。 「Born slippy」、「King of snake」、「Rez/Cowgirl」といったあたり。

 新譜( 『Barking』 )の曲もさすがな良い曲ばかりではあるけど、彼らはめったに日本に来ないから、せっかくなら定番も拝聴したくなる。 個人的には、あと「Cups」が入っていれば最高だったけど・・・。


 それからパフォーマンス。 これは微妙なところではあるけど、ちょっと音量偏重すぎて、Underworldの曲の澄んだきれいさみたいな部分がかき消されていたのが残念だった。 ロックじゃないんだから、もう少し聴かせることで気持ち良くしてほしかった。 ( 自分がいた場所の関係もあるのかもしれないけど。)
 
 ところどころでなんかイマイチ乗りきれなかったのは、このことと、「ためて→爆発」みたいな流れがあまりなかったこと( と、ライブ前にドリンク交換ができなかったこと )が原因だと思う。 「Born slippy」なんかは「ため」が長い曲なんだけど、フロアはもう最初から盛り上がってしまっていたし、やっぱりそういう意味でも「Cups」をやってほしかった・・・( と個人的な希望としては思う )。

 ただ、3年前のライブについてここで言われているような(音程を外すような)ことは、( 実はかなり心配してたけど )なくて良かった。 さすがに、「Everything, Everything」ほどの神がかったパフォーマンスではなかったけど、まあ、パフォーマンスとしては普通(決して悪くはない)だったと、思う。


 そんなわけで、ライブのトータルとしては、まずます良かった。



 それにしても、ボーカルのカールは本当に楽しそうに躍動してた。 しかも、今知ったけど、53歳らしい・・・。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

10月24日
・ 
最近途中で投げ出した本たちについて簡単に。

 パオロ・マッツァリーノ『13歳からの反社会学』。 おもしろくマジメなことを教えてくれるマッツァリーノの新刊。 だけど、笑いもイマイチというかほとんど笑えないし、言ってる内容も簡単すぎたり体系的でなかったりで、つまらなくて途中(半分くらい)で放棄。

 熊野純彦『和辻哲郎』。 和辻の生い立ちとかの部分は分かりやすかったけど、和辻倫理学の解説部分は理解が困難でしばらく耐えていたけど、結局耐えきれず(3分の2くらいで)放棄。

10月7日
・ 久しぶりに自由帳を作ってみた。

・気まぐれで買ってる車雑誌の感想をば。

 まず、『ベストカー(10.26号)』。 最近の車雑誌の話題の中心、トヨタの「FT-86」。 レビンの86には思い入れはないけど、期待はしている。 ただ200万超えるんなら(際立つところがなくなって)訴求力がなさそうな気もするけど果たしてどうなるのだろうか。 それと、WRCにFT-86での参戦を推す声もあるとの記述が。 せっかくWRCに参戦する(ことになる)なら、ヴィッツみたいな大衆車ではなくカッコイイ車で出てほしいとは強く思う。 それから、マツダのRX-8の後継とされる車(RX-9?)のイメージが載っている。 カッコイイ。

 次に、『ニューモデルマガジンX(11月号)』。 レクサスの来年デビュー予定のコンパクトハイブリッド「CT200h」。 ニューヨーク・モーターショーのコンセプトモデルを見て以来カッコイイと思ってた車だけど、それほどの変更もなくパリでのモーターショーに出品されたみたい。 実物を見てみないと何とも言えないけど、ネットでプロモーションとかの動画を見た限り、実にカッコイイ。 ただ、コンパクトとは言えレクサスはレクサス。 ベースグレードでも350万くらいになる見込みらしい。
 KUNIO07 『文化祭』 ( 演出:杉原邦生/2010年9月3日~6日/@こまばアゴラ劇場 )


 大人数の演劇。

 高校生活にありがちな、喜怒哀楽混ざった色々な場面を戯画化したものを細切れで演じていく芝居。

 おもしろいものとか、ちょっぴり辛い悲しいものとか、色々ありつつも、どれも懐かしさを催しつつも楽しくて、全体としても楽しかった。


 中野雄 『丸山眞男 人生の対話(文春新書、2010年)


 丸山眞男に心酔している音楽評論家が、今はなき師匠・丸山眞男との交流を懐古的に綴っている本。

 様々なエピソードを通じて明らかになるのは、自身の体を蝕む病までをも対象にしてしまう飽くなき好奇心、具体的事例から瞬時のうちに一般論を引き出す抽象化力( ウェーバー的、社会科学的思考法 )、誰でも家に上げて話し込んでしまうほどの話好き、といった丸山眞男の圧倒的で魅力的な個性。

 そして、高度成長を予想できなかったり、期待した労働組合に裏切られたり、といった厳しい現実にのまれる分析・評論の天才の悲哀。

 それらが、「精神の貴族性」を説いた人物の弟子らしい、落ち着いた筆致で綴られる。今はなき古き良き時代を穏やかに淋しさもたたえながら振り返るあたりは、四方田犬彦の『先生とわたし』(新潮文庫)と似た雰囲気が漂う。


 素直に羨ましく思う気持ちがある一方、なんとも浮世離れした温い世界での話ばかりなところに( おそらく妬みも重なって )苛立ちの気持ちも湧き起こってくる。

 けれど、読み物としてはやはりおもしろかった。

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