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by ST25
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 「BBbeat」というOCN×DreamNetの無料ネット番組がある。主な内容は、毎回ゲストを呼んでMCがインタビューをしたり(「ゲストタイム」)、MCが何かに挑戦したりする(「チャレンジタイム」)というもの。そのMCが今年になって井上和香から佐藤寛子に代わった。リンクに貼ってある佐藤寛子のブログもその関係で作られたものだ。


 さて前置きはこのくらいにして本題に入ると、その「BBbeat」の「チャレンジタイム」で佐藤寛子に対する一問一答が行われている。今回、この記事を書いているのはそれに触発されたからである。


 佐藤寛子と言えば、自分の中では、「生徒会長」、「読書好き」、「MEGUMIに似ている」というものであった。しかし、この一問一答の「前編」を見て驚いた。それを見る限り、MEGUMIというより「加藤あい」である。しかも、きれいさの中にかわいさがあるという点では加藤あいの上を行っているとも十分に言える。もともと、まじめな生徒会長キャラという点、読書好きという点から嫌いではなかったが、今回さらに外見が加わって、むしろ積極的に推していこうと思うようになった。

 ※以下、各自で適宜「(笑)」マークを入れながら読んでください。


 アイドルは確かに見せ物であり、商品ではあるけれど、人間であることに違いはない。人間とはその外面と内面の総体のことである。そんなわけで、自分は外見だけでなく内面も含めてアイドルを振るいにかけて判断する、“理念あるアイドルファン”だという自負がある。


 さて、「一問一答」ではその性格が垣間見えてくる答えをいくつかしている。列挙していこう。「自分が一問一答をしてもおもしろくないんじゃないか」。自分のことを「暗い子」。一言で自分を表すと「我」。「人の前で良く見られたい」など。なんともネガティブで自信のない感じだ。

 そこで、以下ではその性格についての勝手な解釈を書いていく。ただ、参考資料が先の「BBbeat」の諸インタビューとすぐ手に取れるところにあった代表的な女性アイドル誌である「UPtoBOY」(165号)くらいで、若干情報不足のため確定的とは言えず、仮説的なものとして提示したい。



 私は「佐藤寛子における発展の5段階説」を提唱する。

[第1段階:受容]
 アイドル佐藤寛子は、生徒会長キャラから出発した。生徒会長キャラとは“明るくさわやかにまじめ”であるキャラクターである。“生徒会長”という言葉は佐藤寛子を語る際の枕詞のようになり、彼女自身に対してもそれを受け入れることを半ば強制した。

[第2段階:葛藤と反発]
 しかし、佐藤寛子自身では、自分の根はそういうキャラではないと感じていた。こうして反発と葛藤が始まる。生徒会長キャラからの圧力は普通の一般人が周りの知人・友人から感じるものの非ではない。「人から良く見られたい」、「有名になりたい」と思えばなおさらである。それでも、佐藤寛子は売れて自信が出てきたからか、少しずつ生徒会長キャラを抜け出そうとする。「BBbeat」の一問一答での佐藤寛子はまさに、葛藤しながらも逸脱が見られるこの段階であろう。

[第3段階:理想?]
 私の5段階説はここから先をも予測する。そのあと、葛藤を乗り越え、精神的には(=外的に現れるものとは別)完全に生徒会長キャラを抜け出すことになるだろう。ここでどのようなキャラになっているかは、やや確信がもてない。しかし、その確率が最も高いのは、(やや極端な例だが)若槻千夏的自由人キャラだろう。

[第4段階:再考]
 しかしながら、ここに至って問題が生じる。若槻千夏的自由人キャラには自分をさらけ出す天性の強さや鈍感さがなければならないからだ。そんなものは繊細な佐藤寛子にあるはずもない。そこで再び悩み始める。「本当の自分はこんなんではない」と。

[第5段階:完成]
 その悩みの中から見つけられる答えとは、「“The生徒会長”キャラ」だろう。当初の一般的な生徒会長のイメージから引き出されるキャラクターではなく、“生徒会長佐藤寛子”キャラだ。その内実は結局のところ佐藤寛子の根源的性格をどう考えるかに依る。そしてそれは、「BBbeat」のインタビューや「UPtoBOY」の自作の作品からすると、おそらく、“内向的でまじめなキャラ”だと考えられる。それは、松浦亜弥的な、典型的なアイドルをイメージさせる明るく(=外向的)まじめなキャラではなく、暗くて(=内向的)まじめなキャラだ。明るくないというのは元気でないという意味に近いものであって、相変わらず笑顔はある。だからテレビなどへの露出には十分耐え得るから心配はない。


 結局、元のキャラに戻っただけではないか?という疑問があるかもしれない。しかし、この一連の流れは内的に大きく変化しており、また、同じ「まじめ」でも外向的ではなく内向的という点で異なっている。したがって、これは退却ではなく進歩なのである。

 そんな内面的な奥深さを感じさせてくれる佐藤寛子を応援しないわけにはいかない。


 さて、なんか力が入って堅くなってしまったけど、以上がヘーゲル的な枠組み(?)による、ノンフィクションかもしれない佐藤寛子支持論。要は、顔もかわいいし、小野真弓的軽さ(調子に乗りすぎる感じ)もないし、根暗な性格もむしろ応援したくなるし、積極的に推したい、と。だからといって、実際に金銭を投資して何かを買ったり、イベントに行ったりしたわけではないけど・・・。当面は静観して、自分の説の妥当性を観察。



〈前のブログでのコメント〉
 マジっすか!? 自分がその“配当”に与かれなかったことがショックです・・・。せっかく同じ関東地方にいたのに・・・。私の方がちょっとだけ先に生まれてしまったのが悪かったのかもしれません_| ̄|○

 しかし、こうなってしまった以上、この自分にとっての悲しい事実を歪曲させて受け入れ、「自分が“配当”を受けていない以上、佐藤寛子は清廉で潔癖である!」とひたすら信じ込みます!!!

 最後になりましたが、書き込みありがとうございます。

 
commented by Stud.
posted at 2005/04/03 00:27
すごい佐藤寛子論ですね
でもここだけの話佐藤寛子はデビュー前ヤリまくってた
らしいですよ。
今は知らないけれども。
そんな一面もあるとゆう意見です
失礼しました
commented by 生徒会長
posted at 2005/04/02 18:30
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