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今となってはもう先月のことだけど、先日、「アイドル研究調査室~その2~」という名のイベント@秋葉原に行ってきた。
すごい名前だけど、これは、以前アイドルブログ・ランキングをブログで取り上げていただいたあさくらはるか17が企画してるイベント。(→あさくらはるか17による感想記事)
アイドルについて色々語っている人間(自分)にとって、このイベント名は(別に真剣にアイドルについて語るイベントでないことくらいは分かっていても)気になる。実は、9月に行われた「その1」のときから非常に気になっていた。
そしたら、「その2」が開催される寸前にタイミングよくアイドルブログ・ランキングを取り上げていただけたから、それをきっかけにして行ってきた、という次第。
そんな「アイドル研究調査室」、今回のテーマは「自分でイベントを企画しているアイドル」。
出演者は次の通り。
司会:あさくらはるか17、アシスタント:星川阿弓、
ゲスト:いまのまい、綾依夏子、いちご姫withいちごダンサーズ
内容は歌とトーク。歌は、司会・アシスタントも含めて全員が3曲前後。トークは1人10分ほど。しめて(確か)2時間。
このイベントは、一般的なアイドル・イベントである(DVDとかの)“発売記念のイベント”とは違う。
石丸電気あたりでやってる発売記念イベントだと、短めのトークとかがあって、メインは最後の握手(会話)の時間。商品を買うと参加できる。
これに対して、今回のイベントは、イベントに対して金を払う“イベントそれ自体が目的のイベント”。
この点ではライブと同じ。
だけど、今回のイベントは、歌があるとはいえ、トークの時間を長めに取ってあってライブでもない。
ということは、このイベントは、1分くらいの握手(会話)の時間がメインの「発売記念イベント」でもなく、「ライブ」でもない、一定の時間(今回で言えば約2時間!)をかなり自由にアイドルとファンとで楽しめるイベントだということ。
これはすごい。実に贅沢。アイディア次第で可能性は無限大だし。
これはこのイベントの大きな特徴だと思う。他のイベントとの関係から見えてくる独特の位置付けであるから、かっこよく言い換えると、「存在論的特徴」になる。
で、1分くらいの握手(=会話)タイムがメインのイベントでもなく、ステージと客席とを隔てて盛り上がるライブでもない、という特徴があるこのイベントは、一定の時間、自由であるだけに、何かしら工夫して内容を作らなければいけない。この工夫が、存在論的特徴を生かすことにもつながる。(とは言っても、もちろん、歌があるからイベントの全ての時間を工夫で埋めなければいけないわけではない。)
今回のイベントでは次のような工夫がなされていた。
テーマを設定すること、テーマに沿ったゲストを呼ぶこと、テーマに沿ったトークを行うこと、そして、アイドル研究家を自称するアイドル(あさくらはるか17)の調査・研究の場と位置付けること。
これらの工夫によって、イベント全体が一貫した構成になっている。しかも、かなり独特でおもしろい観点で貫かれている。特に、アイドルを応援することも語ることも好きな自分にとっては、その試みに参加しているという事実だけで楽しめる。ただ、普通のファンにとって意味があるかどうかは微妙なところ。
でも、いずれにしても、この「アイドル研究家(兼アイドル)」という独特な立場を使っての一貫した構成もこのイベントの特徴の一つ。かっこよく言えば、「方法論的特徴」。
そんなわけで、このイベントの二つの特徴である、「イベントの形態」、「イベントのコンセプト」だけで、自分はけっこう楽しめた。
とはいっても、気になったところもある。
何より、進行が単純なこと。
歌→トーク→ゲストチェンジ→歌→トーク→ゲストチェンジ→歌→トーク・・・、という平坦な流れだと観ている方はダレてしまう。トークの内容(テーマ)はどれも基本的に同じだし。
いわば「ミュージック・ステーション」っぽい。目指すべきは「HEY!HEY!HEY!」だと思う。普通のトークあり、与えられた話題でのトークあり、ゲームあり、歌あり、ランキングあり、と内容がバラエティに富んでいる。
イベント全体に言えることだけど、このイベントはある程度の時間、自由なのだから、いかに無限の可能性を生かせるか、いかにおもしろいアイディアを取り入れられるか、が重要だと思う。(とはいえ、当然、これが相当に難しいのだけど。)
最後に、「主体論的特徴」について。
このイベントで見るまで、あさくらはるか17はブログの写真でしか見たことがなかった。
見て驚いた。
実物の方がかなりかわいかった。
しゃべってる動画をちょっとでも見ておくと、実物を見ても驚くことはそんなにないのだけど、写真だけだとこういうことがあるから恐ろしい。
そんなわけで、結論。
出会い系サイト、結婚相談所、お見合い結婚などを利用・行うときには、できる限り動画を見れるようにすること。