by ST25
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
手作り工房錫村・春シャッキリ公演 『 真っ盛り 』 ( 作・演出:錫村聡/4月21~25日/@新宿タイニイアリス )
複雑な関係になっている居酒屋の店員たちが勢いと笑いを生み出しながら怒濤のごとく駆け抜けていく芝居。
ストーリーはほとんどないけど、その威勢の良さとおかしさは( 最初の猫の場面以外、)一貫して衰えることなくノンストップで、おもしろかった。
ただ、劇中、猫の場面で本物の猫が出てきたり、風呂の場面で女性の役者が上半身裸で出てきたりしたのだけど、両方とも、芝居の展開の上でも作品の出来の上でも、それらを用いることの必然性がなく、逆に、これで刺激とか衝撃とか面白さを与えられてると思ってしまっているその浅はかさに、痛々しく思ってしまった。
公の場で見せてはいけないものを見せるというのは、( 性的なものの場合は特に、 )小学生でも考え付くレベルの、人をおもしろがらせる手法で、その発想自体はかなり素朴なものだ。( 小4の時、机の上に乗って下半身をさらしていた男子クラスメイトたちが思い出される。 ) それだけに、それを劇中で用いるのなら、どのようにそれを使うのかというのが問われてくる。
その点、この芝居は小4男子のレベルを超えるものではなかった。 ( ちなみに、これはお笑いでも同じで、大学の学園祭で下半身を露出した極楽とんぼの笑いは小学生レベルだ。)
そんなわけで、メインのところはおもしろかったけど、それ以外のところで余計なことをしてマイナスの評価を与えてしまっている芝居だった。
複雑な関係になっている居酒屋の店員たちが勢いと笑いを生み出しながら怒濤のごとく駆け抜けていく芝居。
ストーリーはほとんどないけど、その威勢の良さとおかしさは( 最初の猫の場面以外、)一貫して衰えることなくノンストップで、おもしろかった。
ただ、劇中、猫の場面で本物の猫が出てきたり、風呂の場面で女性の役者が上半身裸で出てきたりしたのだけど、両方とも、芝居の展開の上でも作品の出来の上でも、それらを用いることの必然性がなく、逆に、これで刺激とか衝撃とか面白さを与えられてると思ってしまっているその浅はかさに、痛々しく思ってしまった。
公の場で見せてはいけないものを見せるというのは、( 性的なものの場合は特に、 )小学生でも考え付くレベルの、人をおもしろがらせる手法で、その発想自体はかなり素朴なものだ。( 小4の時、机の上に乗って下半身をさらしていた男子クラスメイトたちが思い出される。 ) それだけに、それを劇中で用いるのなら、どのようにそれを使うのかというのが問われてくる。
その点、この芝居は小4男子のレベルを超えるものではなかった。 ( ちなみに、これはお笑いでも同じで、大学の学園祭で下半身を露出した極楽とんぼの笑いは小学生レベルだ。)
そんなわけで、メインのところはおもしろかったけど、それ以外のところで余計なことをしてマイナスの評価を与えてしまっている芝居だった。
PR
この記事にコメントする