忍者ブログ
by ST25
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 爆笑問題、パトリック・ハーラン 『爆笑問題・パックンの読むだけで英語がわかる本(幻冬社文庫、2005年)
 
 
 ちょっとした気分転換用に古本屋で105円で買ったもの。

 中一レベルの英文法を説明しながら、3人でおもしろい掛け合いをいろいろ繰り広げている。

 小学生以外にとっては英語の勉強用に役立つようなものではないけど、とにかく笑える。( 逆に、笑いの部分に関しては、小学生には前提知識が欠ける分、きついかも。)

 爆笑問題とパックンの笑いの質が似ていることもあって、爆笑問題だけのものよりおもしろさが増してさえいる。

 それに、太田光とパックンの笑いは、笑いながらも、一方では発想の自由さとか頭の回転の速さに思わず感心してしまうようなものが多い。

 そんなわけで、短いし内容もあまりないけど、気軽に買った割りに、笑いという点での満足度はかなり高い一冊だった。

 爆笑問題の本の中でも出色の一冊と言える。
 
 
 パックン・マックンは、“オンバト”(NHKの「爆笑オンエアバトル」)がおもしろくて盛り上がってた頃とか、“(おそらく元祖の)英語の教科書の変な表現ネタ”とかやってておもしろかったし期待もしてたんだけど、その後、あんまり変化・進歩がなくて、あんまりおもしろく感じなくなってきてた。( 依然それなりにおもしろいとは思うんだけど。)

 でも、この本を読んで、やっぱり(少なくともパックンには)センス・能力があると感じたから、何とか盛り返してきてくれることを期待したいと思った。

 お笑いつながりでついでに言っておくと、「エンタの神様」(日テレ)が中心となって押し進め、結局、近年のお笑いブームの火を消す(のを助ける)ことになった(ている)“キャラだけの人たち”(※ダンディ坂野、HG、カンニング竹山、波田陽区、小梅太夫、桜塚やっくん、ムーディ勝山などなどなどなどなどなど)は、もう本当に勘弁してほしい。狙いすぎてわざとらしさがにじみ出てて、(精々最初しか)笑えなくてむしろ痛々しい。変なキャラを作るだけならほとんど誰でもできる。型がおもしろいだけなら代替可能性が高い。視覚的な反応は反射的な楽しみしか味わえない。特異なキャラもすぐに慣れてきて飽きる。その証拠に彼らの普通のトークはおもしろくない。

 「プロフェッショナル」って何なんでしょうね?NHKさん。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
09 2024/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
最新コメント
[10/20 新免貢]
[05/08 (No Name)]
[09/09 ST25@管理人]
[09/09 (No Name)]
[07/14 ST25@管理人]
[07/04 同意見]
最新トラックバック
リンク
プロフィール
HN:
ST25
ブログ内検索
カウンター
Powered by

Copyright © [ SC School ] All rights reserved.
Special Template : 忍者ブログ de テンプレート and ブログアクセスアップ
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]