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 M.J.アドラー、C.V.ドーレン 『本を読む本(外山滋比古、槇未知子訳/講談社学術文庫、1997年)

 経済評論家の勝間某とかいう人が紹介・推薦したとかで(?)、最近、増刷され平積みで売られてたりする、本の読み方を教えている本。

 初級読書、点検読書、分析読書、同一主題について複数の本を読む場合の読書という、幼児のときの読書も含めた包括的な4つの段階を設定し、それぞれ説明している。(学術書とか啓蒙書の読書を主に想定している。)

 アマゾンのレビューを見ても高い評価を得ている。

 けど、得ることはなかった。

 言ってることは当たり前のことだけど忘れがちだから気を付けなければ、とかも思わなかった。

 だって、ここに書かれている以外の読書法なんて、ありえないでしょ?

 目次を見るとか、何についての本かを知るとか、批評するには著者の論拠を知るとか、何らかの目的を持って読むときは精読ではなくてその目的に資するところだけに注意を払うとか。


 まあ、内容自体は間違ってないから、別にこの本を賞賛する人が多くても害はないのだけど、そういう人たちはいったい普段どんな読書をしてるんだか、ということは気になる。
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