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 大田弘子 『経済財政諮問会議の戦い(東洋経済新報社、2006年)
 
 
 Love is blind.

 小泉、竹中を愛した女性の回顧録。

 以上。

 
 
 
 
 これだけだと「一方的」だと思われるかもしれないから、この人の愛情や経済(評論)センス、政治センスが端的に現れている一文を引用しておく。

解散総選挙がなされたときに、「他にも大事な課題がある」という声は多かった。しかし、郵政民営化は、ひとりの首相が進退をかけ、内閣をつぶしてでも挑むだけの大テーマだと私は思う。諮問会議が資金の流れからアプローチしたように、郵貯によって集められた資金が財政投融資に使われ、あるいは国債や地方債の引受けに充てられ、まさに政府依存型の風土の支えてとなってきたのである。 (p79)

 
 
 一個人の私的な“想い”で、一億二千万日本国民の人生・生活を弄ぶな。だいたい、失敗したらどう責任を取るつもりなのか? その認識・覚悟が全く見られない。あたかもオママゴトを楽しんでいるかのような書きっぷりだ。「日本国民とは何か」が書かれている日本国憲法を心して読め。



〈前のブログでのコメント〉
オレもこの本を手にとって少し読んであまりに「らぶらぶ」でイヤんなりました。。
commented by やっさん
posted at 2006/06/26 00:23 
なんとか最後まで読みましたが、この人の子供っぽさには本当嫌気がさしました。

「盲目的な愛」以外にも、政策が「妥協の産物」であらざるを得ないことを体感して、このことをあたかも政策決定の現場にいた自分しか知らないことのように熱く語ってるし・・・。

こんな人がいる限り、学者は「机上の空論」と言われ続けるのでしょう。まあ、この人はいわゆる「民間エコノミスト」から大学の教授になったから、専門の経済学もいつ学んだのか謎ですが。
commented by Stud.◆2FSkeT6g
posted at 2006/06/26 01:23
ある意味読みたくなりました。
でも、諮問会議のメンバーや例の規制改革会議のメンバーは、彼女のようにもっと本を出して欲しいです。
commented by やっさん
posted at 2006/06/26 09:22 

この本、内容もいまいちだけど、筆力もいまいちだから、あまり勧めませんけど・・・。

諮問会議は日銀とかに比べると議事録の公開とかはかなり先進的ですが、確かに民間人には自由な立場を使って国民向けに色々書いてほしい気がします。

日銀(中原)、諮問会議(大田)と来たら次は、「総務会(堀内)」を読んでみたいところです(笑)
commented by Stud.@Webmaster
posted at 2006/06/26 19:23
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