by ST25
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爆笑問題 『爆笑問題の日本原論』 (宝島社文庫、1999年)
1994年~1996年に雑誌に連載されていた、時事問題をネタにした漫才形式の文を集めた本。
ネタにされているのは、細川首相の辞任、フランス核実験、オウム事件、阪神大震災、O-157など。横山弁護士、CIAによる通産省盗聴とか、懐かしい話題もある。
ただ、ここ数年の(主にテレビでの)太田光のような、真実をつく笑いとか、強烈な皮肉とかはなく、単純に時事ネタを笑いにしているだけの低俗な笑い。(笑えるんだけど・・・)
そんなわけで、最近の太田光、爆笑問題を知っているだけに物足りなさを感じてしまう。
けれど、もしかしたら、今の日本の社会状況では、社会問題に関しては「真実をつく笑い」とか「皮肉」みたいに、ある程度はマジメに語らなくてはいけない空気があるのではないかと思わないでもない。その方がよりおもしろいにしても、果たして・・・?
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